夕刊:2018/10/04

米経済指標は強い内容となりドル高継続!

為替
米・ADP雇用統計で労働市場堅調が示され、非製造業景気指数も好調だった事からドル高が進行した。ユーロ/ドルは1.14台中盤から後半へ下落した。好調な米・経済指標が示され、長期金利が上昇、日米金利差拡大により、ドル/円も114円半ばへ水準を引き上げた。その後、仲値114.42円が公表されると円安一服となり、利益確定のドル売りが出て下押すと仲値が上値抵抗となって戻りを抑えた。午後になってドルが押し目買いとなり値を戻し仲値付近に上昇して揉み合いとなり終盤まで持ち高整理の商状となった。15:15現在、1ドル=114.32円
株式(日経平均)
日経平均は24242.06円(前日比+131.10円)と続伸して始まった。米・経済の力強さが示され、ドル/円が114円半ばへ急伸した為、銀行や石油・輸出関連株中心に買われた。直後には円安一服となり、利益確定売りが継続的に出されじりじりと下落し、前日比マイナス圏に値を沈め、24054.80円で前引けた。午後も利益確定売りに軟調なスタートとなり24000円を割り込んだ。その後、好業績株が個別物色され下げ渋った。総体的に高値警戒感が台頭し上値は重いか。業種別では銀行、石油石炭、保険株が上昇、医薬品、化学株が下落した。日経平均終値23975.62円(前日比-135.34円)
貴金属
金先限帳入値4390円(前日比-6円)銀先限帳入値53.7円(前日比-0.1円)白金先限帳入値3007円(前日比-17円) パラジウム先限帳入値3555円(前日比-17円)金がここ2日4400円台に乗せながら維持出来ず、ドル建て現物相場も米・経済指標が強い内容となった事からドル高進行となり、再び1200ドルを割り込んだ。チャートは強基調を維持している事から大きく売り込まれる環境にはないが、米・長期金利の上昇で金現物市場から資金が引き上げられた。この為、目先は売り圧力が強まろうが、4350~4375円の押し目を待って買いで対処したい。白金は円安進行に伴って前日高値を更新したものの、7月高値を目指す流れとなったが適わず、ドル高による現物相場の軟化を横目に利益確定売りが先行した。この為、一時3000円を割り込んだものの、押し目は買われ3000円を回復した。その後も3000円台をキープし底堅い値動きとなった。7月高値3059円を捉え更なる続伸も期待できるものと思われ、3000円割れの押し目を買い拾いたい。
石油
原油先限帳入値57860円(前日比+1180円) ガソリン先限帳入値73440円(前日比+940円)灯油先限帳入値75060円(前日比+1060円)原油は依然として米国主導によるイラン産原油の市場締め出しを背景にした需給逼迫感が根強く、米・原油在庫増加やサウジアラビア・ロシアが増産要請に対し、応じる構えを見せている事やリビア産原油生産回復の報にも全く反応せず海外原油相場が高値更新となった。東京市場も前々日高値をあっさり更新すると売り方の踏みが誘発され58300円の高値を付けた。その後、利益確定売りに下押し58000円を割り込んだが、押し目買い意欲は強く、58000円手前の値位置で底堅く推移した。心理的節目60000円が視野に入って来たが・・・。
ゴム
ゴム先限帳入値は169.5円(前日比±0円)ゴムはインドネシアの大地震による供給不安は足元の需給逼迫感を解消するもので、実際に当・先限の順ザヤ幅は大きく縮小した。消費国在庫は過剰感があり、先限の上昇は限定的と見られ、逆にこの当・先限の鞘縮小が更なる鞘すべりによる下落を招くとの懸念もある。ただ、現在の期先3本は産地の最減産期である事やタイの減反政策による供給減少、インドネシアの復興には時間が懸かる事など強い材料も潜在する為、輸入採算値を下回る160円台は買い場と観る。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24720円(前日比+160円) コーンは米国穀物産地での長雨予想による収穫遅れや作柄の悪化懸念を材料にファンド筋の買戻しに反発商状となっていたが、価格上昇による農家の換金売りが増加した為、シカゴ市場は反落。東京市場はシカゴの下落を円安進行が相殺し、為替分のコスト上昇から続伸となった。東京市場は海外ファンド筋が需給相場を睨み、途転買いに回っており、順張りで対応するファンドである為、しばらくは買いの流れ。ただ、6年連続の大豊作には疑いようが無く、南米での作付けや生育に問題が無ければ、24000円後半から25000円前半を売りで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数 (労働省)


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