夕刊:2018/10/05

米・長期金利上昇を受けNY株急落!

為替
米、長期金利利回りが3.3%超えとなった事からNY株式急落を受け、ドルが巻き戻されドル安となった。ユーロ/ドルは1.15台を回復して一時1.154まで反発した。アジア時間は1.15を少し超えた辺りで揉み合い。ドル/円はNY時間に113.64円まで下落、終盤にやや値を戻した。アジア時間は底堅い動きとなり、114円を回復する場面も見られたが利益確定売りに押され、113円後半での保ち合いとなった。15:15現在、1ドル=113.94円
株式(日経平均)
日経平均は23781.76円(前日比-193.86円)と続落して始まった。米・長期金利の上昇受けNY株式が大幅反落となった事が影響した。ハイテク株を中心に石油、化学、非鉄など幅広い銘柄に手仕舞い売りが嵩み下落した。その後は強基調に変化は無いとの見方から押し目買い意欲が根強く、切り返したものの3連休を控える事や目先、国内外伴に高値修正の動きが活発化する懸念があり、持ち高整理の手仕舞い売りに23784.64円で前引けた。午後も軟調に始まり、個別物色買いが入り値を戻すも利益確定売りが出易い状況に変化無く上値重く推移した。業種別では大手銀行株、金融、証券は上昇、鉱業、非鉄金属、化学株の下落が目立った。日経平均終値23783.72円(前日比-191.90円)
貴金属
金先限帳入値4380円(前日比-10円)銀先限帳入値53.5円(前日比-0.2円)白金先限帳入値3006円(前日比-1円) パラジウム先限帳入値3524円(前日比-31円)金は米・長期金利の上昇が嫌気され、ドル建て現物相場が軟調となった事から4400円を維持出来ずに4300円台後半での揉み合いとなった。今晩の米・雇用統計や3連休を控えポジション調整主体の取引となって方向感無く推移した。金融商品全体的に高値修正場面を迎えた感があり、4350~4375円の押し目を待って買いで対処したい。白金は底値圏からようやく脱出してきた相場だが、ここへ来て7月高値3059円を目前にして足踏み状態となっている。高値閊えを嫌気した買い方の手仕舞い売りが先行し、本日も3000円を割り込んだが、押し目買い意欲も強く、切り返している。米・雇用統計を控え、短期間で上昇した株や石油などが高値修正の動きとなっており、その煽りを受けての突っ込み安の可能性もあるが3000円割れから2950円前後までを買いで対処したい。
石油
原油先限帳入値57210円(前日比-650円) ガソリン先限帳入値72500円(前日比-940円)灯油先限帳入値74330円(前日比-730円)原油は産油国の増産意欲の高まりを受けて利益確定売りが急がれ、海外原油相場が急反落となった。この為、東京市場も前日比1000円を超える下落となったが、初押しは買えとの格言通りに押し目買いが入って反発した。原油は57000円を少し上回る水準で保ち合いとなった。当面は高値修正場面となる可能性があり、先限日足の前日10/4の安値56330円を下回ると9/28終値と10/1に空けたギャップを埋める54300円近辺へ反落する可能性が高まる。来週中に前日高値を更新できなければ、それ相応の反動安の可能性があり、同じ様に日米の株価や株価指数も高値修正に連れ安する事も有り得る。この原油高騰のきっかけとなった対イラン制裁発動の期限が1ヶ月を切っており、その動向が注目され、今後の展開の鍵となろう。
ゴム
ゴム先限帳入値は169.4円(前日比-0.1円)ゴムは当・先限の順ザヤ幅が修正され期先限月の上値は重くなってきた。インドネシア地震による供給不安により、売り方である海外投機筋の手仕舞い買いや割安な期近限月に当業者のヘッジ買いが一巡し、往って来いの状況となった。先限の上値は重いものの、期先限月は産地の最減産期にあたり、輸入採算を考えると168~165円は買い場と観る。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24740円(前日比+20円) コーンは米・産地での降雨や輸出需要の増加によりシカゴ市場が反発した。これを受けて東京市場は小幅続伸となったが、3連休を控え、ポジション整理の商いが主体で前日終値付近での揉み合いとなった。目先はシカゴ中心限月が3.65ドル以上では農家売り圧力が強まると見られ、農家の耕作機械も大型で性能が良くなっている。米・主産地の天候も1日晴れれば収穫が大幅に進展するので、収穫遅れは一時的と見られる。よって、24000円後半から25000円を売り上がりとしたい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 米・9月雇用統計
21:30 米・8月貿易収支

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