夕刊:2018/10/12

米・中貿易摩擦拡大が世界経済成長の妨げになる!

為替
本日の東京外為市場では、円売りがやや優勢となっている。米株価指数先物が夜間取引で上昇していることなどから、円売りがやや優勢となっている。午前中はドル円は112円台前半で強もちあいとなっている。クロス円も小じっかりと推移している。午後に入ると日経平均、上海総合などがプラスに転じるなかで、リスク警戒の動きが後退し、ドル円、クロス円に買い戻しが入った。 ドル円は112円40銭台まで、ユーロ円は130円台半ばまでの上昇。
株式(日経平均)
日経平均は、前営業日比267.43円安の2万2323.43円で寄り付き、その後は下げ幅を縮小している。22500円は心理的節目として強く意識されている。この水準を挟んでの売買が目立っている。市場では「短期的な下値は2万2400~2500円程度になるだろう」。セクター別でみると、機械や電気セクターなど主力輸出株の一角には押し目買いの動きが出て、全体を下支えしている。午後に入ると買戻しが出始め終値は前日比103円80銭の22694.66円。今晩のNY市場が鍵。
貴金属
金先限帳入値4390円(前日比+98円)銀先限帳入値52.5円(前日比+1.0円)白金先限帳入値3016円(前日比+83円) パラジウム先限帳入値3652円(前日比+79円)金はドル安進行や株安を受けて長期金利が低下した事や原油安による資金の安全な逃避先としての金買いが復活しドル建て現物相場が急騰した。これを受けて東京市場は1週間振りに4400円に到達した。日中立会は利益確定売りに下押したものの、堅調に推移した。目先は先週の様に4400円を維持出来ず反落となるか、4400円をキープして更に高値を目指すか見方が分かれる処だが、チャートは買いの流れを継続しており、12月の利上げまでに4500円を目指すと観る。4370円前後から押し目買いが有利と思われる。白金もドル安や2900円前半で下げ渋った事から急反発となり3000円を一気に回復してきた。先週の上昇相場で捉え切れなかった、7月高値3059円を試す流れだが、抜けた場合には3200円に向かうと観る。
石油
原油先限帳入値54160円(前日比-260円) ガソリン先限帳入値69250円(前日比-250円)灯油先限帳入値70760円(前日比-300円)原油は一気に高値修正場面を迎えた。足元の需給逼迫感が後退した上、米・原油在庫も大幅に積み上がっている事が嫌気されたものだが、山高ければ谷深しとの格言通りの展開だ。ただ、2日で5000円の急落で流石にやれやれの売り方の踏みが出て安値から1000円戻しとなった。米国による対イラン制裁発動が一ヶ月を切っており、イラン産原油の減産分が再度、材料視されるか微妙なところだが、下げたとはいえ、依然として高値圏にあり、生産国の増産意欲が高まる可能性があり、押し目を買うにはリスクが高い。ここは8月安値から10月高値の半値押し水準である52000円中盤まで、もう一段の修正安が有ると見て54500~55000円までの戻りを売りで対処したい。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値168.7円(前日比-0.5円)ゴムTSR先限帳入値153.9円(前日比+0.9円)ゴムRSS相場は新規材料難の中、上値の重い展開となり、レンジ相場継続となった。目先は165円~170円のレンジを抜け切れそうに無く、逆張りで対処する。だが、165円以下の値段は持続が不可能と思われ、輸入採算値割れの値位置で推移しており、今後の減産期に向かう生産国の動向、特に減反政策を推進しているタイの農家に対する更なる価格支援策を打ち出す可能性もある。この為、レンジ下限の165円前後は買い場と観る。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24800円(前日比+520円) コーンは昨晩の米・農務省発表の需給報告にて反収低下による生産高減少が強気サプライズとなって反発。シカゴ市場は3.7ドルを捉え、目先は買いが先行し易い状況となった。北米自由貿易協定は良好な状態であり、米国産コーンの需要は旺盛であるが、価格上昇による農家の換金売りで出尽くしておらず、今後、増加する事が予想される為、25000円前後があれば、本格的な需給相場期入りを前に売りで対処したい。
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