夕刊:2018/10/25

ヘッジファンドの資金引き揚げにより主要国株価が急落!

為替
25日の東京市場で、朝方米国株の急落から円が買われて始まり111円後半ではじまった。その後ドル・円は112円付近でのもみ合いが継続。日経平均株価が引けにかけて下落幅を拡大しはじめると再度112円割れを試す展開となった。ドル・円は111円82銭から112円26銭。ユーロ・円は127円50銭から127円99銭、ユーロ・ドルは1.1391ドルから1.1414ドルで推移。
株式(日経平均)
25日の日経平均株価は、前日比822円45銭安の2万1268円73銭と大幅に反落して取引を終了した。終値ベースで2万1200円台となるのは4月3日(2万1292円)以来、およそ7カ月ぶり。朝方から現地24日の米国株安を受けた売りが先行。後場に入り、一時下げ幅を縮小する場面がみられたものの、前場からの軟調な動きに逆らうことができなかった。取引終了前には見切り売りに押され、午後2時56分に同886円78銭安の2万1204円40銭と、きょうの安値を付ける場面があった。東証1部の出来高は16億4130万株、売買代金は2兆9813億円。騰落銘柄数は値上がりが34銘柄、値下がりが2072銘柄、変わらずは3銘柄だった。TOPIX:1600.92 -51.15 -3.10% マザーズ:900.16 -61.16 -6.36%。
貴金属
金先限帳入値4447円(前日比+7円)銀先限帳入値53.2円(前日比-0.3円)白金先限帳入値2982円(前日比-12円) パラジウム先限帳入値3725円(前日比-59円)金は株価急落を背景にリスクオフとなってドル建て現物相場が反落したものの切り返した。東京市場は円高進行により、日中立会序盤は前日比マイナス圏の揉み合いとなったが、ドル安から現物市場が1240ドルを窺う展開となり反発し、前日比プラス圏に回復した。株や原油がリスク回避により下落基調を鮮明にし、逃げた資金の逃避先として金に向かっているものと思われる。世界経済に不透明観が漂い、しばらくは金の現物需要が高まる可能性があり、7/13高値4509円に向かう流れと観て、4450円~4400円を買い下がりで対処したい。白金は依然として3000円台が定着できず、世界的な株価下落に伴い景気関連銘柄である白金市場は上値の重い展開となっている。本日も一時3000円を回復したものの、上値は重く、大台われ、2900円後半で保ちあいとなった。心理的節目である3000円が頑強な壁となっており、しばらくは2950円前後から3000円前後のボックス圏で推移するものと思われる。このレンジでの3000円超を売り、2950円割れを買いと逆張りで対処したい。
石油
原油先限帳入値51240円(前日比-560円) ガソリン先限帳入値64590円(前日比-920円)灯油先限帳入値67130円(前日比-630円)原油は海外原油相場が序盤は自律反発的に1ドル超、値を戻したが、戻りは売られて軟調な展開となった。東京市場も海外原油高に連れ高し、先限は52000円中段へ戻したが、戻り売りを浴びて反落し、前日比マイナス圏で夜間取引を終えた。日中立会は戻りの鈍さから売り優勢となり、前日安値を下回り50900円まで売られた。その後、切り返したものの51000円を若干、上回った値位置で揉み合いとなった。景気後退懸念により株価の下値模索が続いており、自律反発程度の戻りは売られ易い環境である。8月安値から10月高値の上昇幅の半値押し水準52680円を終値ベースで上回らない限り、戻り売り優勢と見て、前出の上昇幅に対する0.618押し水準51280円超を売りで対処したい。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値165.0円(前日比-1.8円)ゴムTSR先限帳入値149.5円(前日比-1.4円)ゴムRSS相場は上海市場が貿易摩擦による需要減退から指定倉庫在庫が過去最高を更新する59万トンの在庫が圧迫し、12000元を割り込み、一時11535元の安値を付けた。これを受けて東京市場RSS3号相場は年初来安値を更新した。その後、上海相場が切り返し11000元後半で揉み合う展開となり、東京市場も164円台へ持ち直した。タイの現物市場も軟調となっており、タイ政府によるゴム価格支援策が打ち出されない限り、需給の緩みが相場を圧迫する可能性がある。この為、160円近辺へ下落する可能性があり、下値を確認が必要と思われ、安易な値頃買いは控えたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24760円(前日比-60円) コーンはシカゴ市場が収穫進展観測から小幅反落となった事から東京市場も軟調に推移した。米国の大豊作は確定的で本格的な需給相場期を前にハーベスト・プレッシャーを織り込むまでは24700円台から25000円を売りで対処したい。ただ、シカゴ市場は中心限月である12月限が3.5ドルを下回ると採算割れとなり農家売りが減少するので、東京市場は24000円前後への下落を見込む。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
20:45 欧ECB政策金利発表
21:30 欧ドラギECB総裁定例会見
21:30 米前週分失業保険申請件数
21:30 米9月分耐久財受注

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