夕刊:2018/10/29

アマゾンやIT関連企業の決算が低調、NY株反落、米・経済リセッション入りか!?

為替
週明け29日の東京外為市場は、各通貨とも閑散小動きの展開となった。ドル・円は、朝方先週の海外市場の流れから111.77銭の日中安値を付けるも日経平均株価が120円高まで強含むにつれて112.05銭まで戻すも上海株式の下落と影響された日経平均も値を消すに従い111.90銭台でのもみ合いに終始。ユーロ・円も127.33銭-127.66銭、ユーロ・ドルも1.1386-1.1404 狭いレンジ内での値動き。
株式(日経平均)
29日の日経平均株価は、先週末比-34円80銭安 -0.16% 21149.80円で引けた。日経平均高値21465.99 安値21109.97 TOPIX:1589.56 -6.45 -0.40% マザーズ:838.00 -35.42 -4.06%。金曜日の米国株の下落、本日の上海株の下落(-2.4%超)と米中の狭間で日本株だけ自立反発するには、難しい外部環境。出来高13億7332万株、売買代金2兆5060億円、値上り銘柄638 値下り銘柄1402 変わらず69.明日以降も米国株、上海株の影響は、日本株にも影響を及ぼすこと思われることから下値模索相場継続と思われる。
貴金属
金先限帳入値4418円(19/10月限新甫発会)銀先限帳入値53.2円(19/10月限新甫発会)白金先限帳入値2976円(19/10月限新甫発会) パラジウム先限帳入値3665円(19/10月限新甫発会)金は週末とは一転、アマゾン等IT関連企業の決算が低調だった事から株価が反落した。逆相関関係にある金は底堅い値動きだったが、東京金は米・長期金利が下落し、ドル安となった為、円高が進行し前日比マイナス圏で揉み合う展開となった。ドル建て現物相場が1230ドル台で横ばいとなり動意薄の為、4400円~4450円での狭いレンジ取引に終止した。現状では米・リセッション入りの可能性が高まり、米・大統領の中間選挙を控え、波乱含みではあるが、突っ込み安を警戒しながら4400円前後の押しを待って買いで対処したい。白金は依然として2900円後半でのボックス相場で放れ待ちの状態。手掛かり材料難の中、売り方、買い方双方がにらみ合いの状況で2950円~3000円のレンジ内での相場に変化無く、レンジ上限では売り、下限では買いと逆張りで対処したい。
石油
原油先限帳入値52140円(前日比+640円) ガソリン先限帳入値64780円(前日比+70円)灯油先限帳入値67540円(前日比+730円)原油は米国主導による対イラン経済制裁発動期限が来月初旬に迫り、中国が国内石油会社にイラン産原油購入を避ける様、指示を出したとの事。こうした状況からイラン産原油の市場締め出しにより、需給逼迫感が蒸し返され海外原油相場が堅調となった。東京原油も一時前日比1000円を超す上昇となり、52000円中盤へ値を戻した。ただ、8月から10月の上昇幅の半値押しとなる52680円を前に失速、52000円前半で揉み合う展開となった。しばらくは、サウジを筆頭にロシアなどの産油国の増産が消費国の需要を満たす水準まで引き揚げられるかに懸かっている為、もう一段の上昇があるか確認する必要はあるが52000円中盤での上値は重いと観る。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値162.0円(前日比-4.3円)ゴムTSR先限帳入値145.2円(前日比-24.8円)ゴムRSS相場は過剰在庫を抱えた上海ゴム市場が反落しており、東京市場は先限つなぎ足での先週安値163円を割り込んだ。その後も下値探りの展開となり、最近のレンジ下限を割り込んだ為、順ザヤ鞘すべりによる下落の可能性が高まった。輸入採算値を10円以上下回っており、160円を大きく割り込む事は考え辛いが、慎重に買い場を探りたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24870円(前日比+260円) コーンはシカゴ小麦市場が需要増加により急反発となってコーンも連れ高となった。この為、需給相場を前に、売り方の買戻しが先行し反発し、24900円を付けるなど堅調に推移した。ただ、新規材料難の中、方向感が乏しく、ハーベスト・プレッシャーを完全に織り込んでいないと見て24000円後半の値位置は売りで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
20:30 米9月個人消費支出

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