夕刊:2018/11/08

米・中間選挙結果は波乱無く予想通り通過、NY株式は大幅反発!

為替
8日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。日経平均株価が底堅く推移したほか、上海総合指数の上昇を受けてクロス円とともにじり高の展開に。一時113.74円と本日高値を付けた。もっとも、昨日高値の113.82円が目先のレジスタンスとして意識されたほか、上海株が伸び悩んだため、一巡後は上値がやや重くなっている。ユーロ円は買い一服。15時時点では129.94円だった。日中株式相場の上昇で全般円売りが散見され、一時129.99円まで値を上げたが、節目の130.00円を前に頭を抑えられた。ユーロドルはこう着。東京市場の値幅は14pips程度と非常に狭かった。本日これまでの参考レンジ:ドル円:113.48円-113.74円:ユーロドル:1.1423ドル-1.1437ドル:ユーロ円:129.71円-129.99円。FOMCの声明で利上げ姿勢に変化が、なければドルじり高と思われる。
株式(日経平均)
8日の東京株式市場で日経平均株価はニューヨーク市場の大幅高を受け高く寄り付いたものの膠着感を強め前日比401円12銭(+1.83%)高い2万2486円93銭近辺で引けた。高値22583.43 安値22421.00戻り待ちの売りなど需給要因で上値が重くなるなか、きょうの米株式相場の動向や日本時間9日早朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、様子見姿勢が強まった。出来高15億1000万株、売買代金3兆1000億円、値上り銘柄1400銘柄、値下り銘柄150銘柄 変わらず62.TOPIX:1681.25 +28.82 +1.74%。マザーズ:990.34 +19.87 +2.05%。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物は日本時間8日午後、前日の清算値付近での値動きとなっている。中間選挙の結果が上下院で多数派が異なるねじれ議会となり、トランプ米政権が今後どのように政策運営を進めるかは不透明感が残る。前日の米株高についてはあくまで初期反応、大きな材料通過での買戻し中心の展開か。きょうの米市場の動向を確認したいとの雰囲気が徐々に広がっている。米長期金利を動かす要因となるFOMCの結果発表が控えていることも、一段の株買いを見送らせているとみられる。石油関連株が上げ幅を拡大。ダイキン工業やエーザイも一段高となった。一方、ファナックやスズキが下げブリジストンも下げ幅を広げた。
貴金属
金先限帳入値4456円(前日比+3円)銀先限帳入値53.0円(前日比+0.1円)白金先限帳入値3172円(前日比+15円) パラジウム先限帳入値3777円(前日比+59円)金は米・中間選挙が予想通りの結果となり、ねじれ議会による現政権の運営に支障が出る可能性がある。しかし、この結果を受けて、トランプ大統領が景気浮揚に力を入れるとの思惑からNY株が大幅に反発した。株高を受けてドル買いが強まり、ドル建て現物相場は1220ドル半ばで小動きとなった。東京市場も方向感が定まらず、4460円前後の狭いレンジの取引となった。日本時間、明日未明にFOMC後の政策金利が発表されるが、今回は据え置き、来月のFOMCでは0.25%の利上げを行う可能性が高い。パウエルFRB議長の発言にて今後のFRBの姿勢が注目され、内容如何によっては利上げが意識され、4400円前半へ下押す可能性があり、押し目を待って買いで対処したい。白金は米・中間選挙が市場予想通りの結果となり、米・経済活動が今後も好調を維持するとの見方から現物相場が堅調を維持し、東京市場も確りとなった。ただ、高値圏での揉み合いに終止し、やや上値が閊えている印象がある為、3100円台前半の押し目を待って買いで対処したい。
石油
原油先限帳入値49810円(前日比+460円) ガソリン先限帳入値61840円(前日比-170円)灯油先限帳入値66140円(前日比+780円)原油は米・原油在庫の増加や需給緩和観測に圧迫され、海外原油相場は小幅続落となった。東京原油は50000円を回復したものの、上値は重く49000円中段での揉み合いとなった。イラン産原油の市場締出しによる供給逼迫感は後退したが、今週末にOPEC加盟国や他の産油国を含め生産国の会議があり、最近の原油価格下落について来年に向けた生産量調整が協議に上ると見られている。ただ、足元の需給は緩和傾向にあり、原油についてはもう一段の下落が有り得る為、目先は戻り売りが有利と観て、49000円後半から50000円前後は売りで対処したい。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値159.4円(前日比-0.9円)ゴムTSR先限帳入値146.1円(前日比+0.1円)ゴムRSS相場は160円台を挟んで上下1円の狭いレンジでの取引を繰り返しており上海市場も11000元前半でのレンジ相場となっている。売り方、買い方双方新規材料難の中、仕掛け辛い状況となっており、様子見気分が強い。これから減産期に向かう中で輸入採算割れの相場が続いており、積極的な売りは躊躇われる処である。主要消費国の需要期明けから実需の現物買いは期待出来ず、しばらくは弱含みの展開が予想される。この事から先限の直近安値158.8円を割った場合の突っ込み安を待って、押し目買いで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25040円(前日比+10円) コーンは米・農務省の需給報告を控え、ポジション調整による買い方の手仕舞い売りが先行し、シカゴ市場が小幅続落となった。これを受けて東京市場は25000円を割り込んだが円安に支えられ反発し、25000円を回復し揉み合う展開となった。今晩は米・農務省の需給報告があり、米・穀物調査会社による反収の下方修正がされた事が農務省報告にて肯定されるかが鍵となる。本格的な需給相場期入りを前に感謝祭までは農家の換金売り圧力がかかる可能性があり、25000円超は売り妙味ありと思われる。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米前週分新規失業保険申請件数
28:00 米FOMC(2日目)政策金利発表

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