夕刊:2018/11/14

米国株ハイテク株中心に続落、原油価格暴落、世界的な景気後退か!?

為替
14日の東京外為市場は、日経平均が伸び悩むと、午前に強まった円売りの流れは一服。ドル・円は113円後半で小幅な値動きに終始。また、クロス・円はユーロ円が128円70銭前後で、ポンド円が148円ちょうど付近で売り買いが交錯したほか、豪ドル円が82円20銭前後で揉み合いとなるなど方向感に欠ける状況。一方、朝方堅調だったユーロ・ドルは再び1.13ドルを割り込み1.1290付近まで反落、ポンドドルも1.2989付近まで水準を切り下げている。ドル・円:113.76円 - 113.99円、ユーロ・ドル:1.1286ドル - 1.1320ドル、ユーロ・円:128.44円 - 128.98円 
株式(日経平均)
14日の日経平均株価は、前日比35円96銭高(+0.16%)の2万1846円48銭で引けた。売買代金2兆4905億円、出来高14億3201万株、値上り銘柄756、値下り銘柄1292、変わらず63。TOPIX:1641.26 +2.81 +0.17%。マザーズ:948.79 -9.94 -1.04%。中国・上海総合指数が前場取引終了(日本時間午後零時30分)に向けて下げ渋った流れを受け、再びプラス圏入りし、2万1900円近くまで値を戻した。その後は戻り売りに再度マイナス圏に押し戻される場面もあり、方向感の定まらない展開となっている。手掛かり材料に乏しく様子見気分が強い展開となった。東証業種別株価指数では全33業種中、値上がりは16業種。値上がり率上位3業種は、空運、電気・ガス、金属製品。値下がり率上位3業種は、石油・石炭製品、鉱業、サービス。
貴金属
金先限帳入値4395円(前日比-18円)銀先限帳入値51.6円(前日比-0.4円)白金先限帳入値3085円(前日比-33円) パラジウム先限帳入値3716円(前日比-61円)金はドル建て現物価格低迷や株安による景気後退観測から軟調地合いとなっている。東京市場は4400円が上値の壁となって前日安値4374円を試し、面合わせして下げ留まり、4490円前後での揉み合いとなった。12月のFOMCでの利上げが意識される相場展開となり、上値が重い様なら目先は4350円~4400円前後のレンジでの揉み合いとなる可能性が高い。米国主導による各国通商問題は一服感があり、値動きが停滞するものと思われ、上記レンジの下限買い、上限売りと逆張りで対処する。12月のFOMC通過するまで方向感が掴み辛い。白金も株価下落に伴う経済不安が意識され、工業用途が高い白金相場は上値が重い。この為、3050円前後の値位置で揉み合う展開となっている。株や原油相場はファンド等大口投資家の資金引き上げによる一時的なものか、実体経済を反映したものか、今の処は判断できないが、白金相場は元々、出遅れ感が強かった為、3000円を割り込んでの大きな下落は予想し辛い為、3050円前後は買いで対処したい。
石油
原油先限帳入値48450円(前日比-1280円) ガソリン先限帳入値60150円(前日比-1080円)灯油先限帳入値64970円(前日比-1330円)原油はトランプ大統領による原油高牽制発言やサウジ人反体制派ジャーナリスト殺害によるサウジ政府体制派の責任問題が浮上など中東の盟主たるサウジアラビアへの不信感の増大が嫌気され、海外原油相場が暴落となった。これを受けて東京原油先限は一時、前日比3000円超の暴落となった。ただ、下値警戒感から買い戻され、下げ幅を縮小したものの、45000円中盤での揉み合いとなった。12月のOPEC総会で減産が決定するまでは、自律反発による戻りはあろうが、本格反騰は期待出来ない。この為、8月安値46940円が上値の壁になるものと思われ、46000円前後への戻りから売り上がりで対処したい。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値159.3円(前日比+0.8円)ゴムTSR先限帳入値144.1円(前日比+0.4円)ゴムRSS相場は弱地合いの中、本日も戻りは鈍く、160円が壁となり前日安値156.6円を試す流れとなったが、157円台で下げ留まり切り返した。上海市場は中心限月19/1月限が11000元前半の狭いレンジでの取引となっており、東京市場もどっちつかずの展開となった。現物の引き合いも弱い時期であり、需要回復は期待できない為、160円前後の戻りを売りで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25160円(前日比+20円) コーンは米・農務省発表の週間作柄報告によると収穫進展率が84%と前週から8%進展した事からシカゴ市場が反落し、これに追随し東京市場は25000円を割り込むなど軟調に推移した。シカゴ中心限月である18/12月限は3.6ドル以上の値段なら農家の採算割れが無い為、現物換金売りが出易い状況である。来週の米国・感謝祭までに収穫はほぼ終了するものと思われ、本格的な需給相場期入り前には農家の換金売りが増加する可能性が高く、25000円前後は売り妙味ありと考える。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
19:00 欧ユーロ圏7-9月期四半期域内総生産
22:30 米10月消費者物価指数

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