夕刊:2018/11/20

米経済鈍化や日銀景気刺激策縮小見通しにより今後1年以内にドル/円相場は108円に上昇と予測!-ゴールドマンサックス

為替
20日の東京外国為替市場は、112.50銭中心の狭い範囲での揉み合いとなった。朝方は、ニューヨーク市場で今後のFRBの利上げスタンスに変更の可能性が出てきたこと、米国株急落で円が買われる展開を引き継ぎ112.40銭を付けた。その後ドル・円は日経平均が再び軟化したことで112円50銭付近まで徐々に上値を切り下げた。日経平均株価の下げ幅拡大や中国株と欧米株式先物の軟調地合いから、今晩の欧米株安が観測され円買いに振れやすい。一方で、米10年債利回りは下げ渋っており、ドルの急落も想定しにくい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円40銭から112円66銭、ユーロ・円は128円79銭から128円97銭、ユーロ・ドルは1.1442ドルから1.1458ドルで推移した。
株式(日経平均)
20日の日経平均株価は、前日比238円04銭安(-1.09%)の2万1583円12銭。昼休みの時間帯の中国・上海総合指数の一段安を受け、いったん安値圏に押し戻された。その後、日銀のETF(上場投資信託)買い期待もあって下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く、さえない展開となった。アジアの株安を嫌気した短期スタンスの海外勢による株価指数先物への売りが続いている。だが、個人投資家などの押し目買いが入り、一段と相場の下値を探る動きは限られている。米国では22日の感謝祭から始まるホリデーシーズンが近づき、海外の市場参加者が少なくなっている。本日も高値21687.12 安値21526.95 160円の値幅で参加者の少なさが浮き彫りの値動きとなっている。出来高14億3070万株、売買代金2兆3369億円、値上り銘柄734銘柄、値下り銘柄1294銘柄、変わらず84。TOPIX:1625.67 -0.73% -11.94。マザーズ:950.39 -2.71% -26.51。日経平均株価に対するマイナス寄与度上位はソフトバンク、ファナック、リクルートHD、ファーストリテイリングなど。プラス寄与度上位はユニーファミマ、トヨタ、KDDI、JR東海など。
貴金属
金先限帳入値4413円(前日比+7円)銀先限帳入値52.0円(前日比+0.1円)白金先限帳入値3071円(前日比+26円) パラジウム先限帳入値3875円(前日比-42円)金は米中通商問題での交渉決裂が尾を引いた事や米・住宅指標の悪化からドル安が進行し、ドル建て現物相場は1225ドル台へ続伸した。東京金は円高進行に弱含む場面も見られたが、海外相場高が優り4400円をキープし堅調となった。ただ、上値も限定的で4400円台前半で揉み合う展開となった。これを受けてドル安や長期金利の低下によりリスク回避の観点から金は確りとした足取りが予想される。12月の利上げ実施までは4400円前後は買いで対処したい。白金は前日に3000円飛び台中盤へ値を戻し、3000円割れを回避した事から買いが優勢となり3000円飛び台後半へ価格水準を引き上げた。同じ白金系金属のパラジウム相場が史上最高値を更新する中、買い方の利益確定売りを消化した後の白金相場も連れ高となった模様。この為3000円を割り込む様な深押しはないものと観て、3050円以下を押し目買いで対処したい。
石油
原油先限帳入値45440円(前日比-620円) ガソリン先限帳入値56850円(前日比-590円)灯油先限帳入値63070円(前日比-140円)原油は米・原油生産の増加に圧迫され、序盤は海外原油相場が続落した後、ドル安やOPECが協調減産へ向けた動きなどから反発した。これを受けて東京原油は先限が上下、忙しい相場となり、先限は一時44810円の安値を付けた。ただ、安値では売り方の利益確定の買戻しが活発化し反発、日中立会では46000円を回復して揉み合った。事前の交渉などでロシアも含む産油国は減産には前向きな姿勢を示しているが、12月のOPEC総会での具体的な内容が示され、実行されるまでは軟調な展開が予想される。石油三品共に一代の安値を更新しており、底値はまだ、出し切っていないと思われ、今年の大発会値44740円を割り込む可能性があり、43000円前後への下落が有り得る。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値153.6円(前日比-1.9円)ゴムTSR先限帳入値139.4円(前日比-1.8円)ゴムRSS相場は弱地合いの中、この二週間は夜間立会では売り方の買戻しが優勢となり確りと推移するが、日中立会で売られるパターンとなっており、本日も同様な値動きとなった。日中立会を前日比マイナス圏と軟調に始まると買い方の投げが誘発され続落し、上海中心限月が11000元割れを示現し153円近辺まで売られた。通商問題懸念が各国の思惑が交錯し貿易摩擦の火種が解消されず、上値の重い展開が続くものと思われる。この為、需要家が現物の手当てに消極的になり、過剰在庫が今後の相場を圧迫する可能性が高い。上海市場の中心限月1月限は思惑通り11000元を割り込んで弱含みとなり、10000元の節目すら割る込む可能性がある。155円前後の戻りを売りで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24180円(前日比-220円) コーンは前週末までの収穫進展率が90%と前年同期比1ポイント上回った事や先週の輸出検証高が前々週を下回った事などからシカゴ市場は続落となった。これを受けて東京コーンは円高も手伝って、24000円前半へ値位置を切り下げた。今週木曜日には米国が感謝祭の休日を迎える。例年この時期から需給相場期に突入するが、同時に収穫がほぼ完了する為、農家の換金売りを受け易い事や米中貿易摩擦を抱え、その他、通商問題にも懸念が残っている。需給面からシカゴコーン18/12月限の3.5ドル前後への下落も想定され、海外ファンド筋の手仕舞い売りが加速する様なら、東京市場も23500円前後の安値トライも有り得る。この為、24200円から24500円前後の戻りはうりで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米10月住宅着工及び許可件数

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