夕刊:2018/11/26

EU首脳会談で英国のEU離脱問題の合意を得る!

為替
26日の東京外為市場でドル・円は小じっかり。中国株高で日本株は上げ幅を拡大し、円売りがドルを押し上げた。ドル・円は112円台で寄り付いたが、日経平均株価の底堅い値動きで113円付近でのもみ合いが続いた。また、上海総合指数がプラス圏で推移し、株高を意識した円売りがドルを113円前半に押し上げた。日本株高維持への期待感から円売り基調が継続。上海総合指数はその後下げに転じたが、欧米株式先物の堅調地合いで、今晩の欧米株高を見込んだドル買いが観測される。米国の年末商戦が、好調の滑り出しとの観測もドル高をサポートしている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円88銭から113円29銭、ユーロ・円は127円93銭から128円50銭、ユーロ・ドルは1.1326ドルから1.1421ドルで推移した。
株式(日経平均)
26日の東京株式市場で日経平均株価は、高い先週末対比+165.45銭高(+0.76%)の21812.00銭で引けた。出来高13億3908万株、売買代金2兆1733億円。値上り銘柄1119、値下り銘柄915、変わらず78。TOPIX:1632.20 +0.20% +3.24。マザーズ:964.47 +0.54% +5.20。一進一退。前営業日比150円ほど高い2万1800円近辺で中心に揉み合った展開。引き続き内需関連株を中心とした見直し買いが入る一方、上値では利益確定目的の売りが出ている。22日から始まった米年末商戦はインターネット販売を中心に出足良好。目先の短期筋が、米国株式軟調で日本株も連れ安の期待から週末に掛けて売りポジションを拡大させていた反動高が本日の想定以上の上げの主因と思われる。TOPIXの上げ幅から現物株は、全体的に日経平均225より小幅高な展開で引けており短期筋の踏み上げ相場と推測している。現物株の内容は、上げ幅ほど良くない。
貴金属
金先限帳入値4449円(前日比+1円)銀先限帳入値52.7円(前日比±0円)白金先限帳入値3064円(前日比+3円) パラジウム先限帳入値3841円(前日比-25円)金は欧州の製造業景況感指数が悪化した事からドルが買われ、ドル建て現物相場が反落した。東京市場は4430円前後まで売られたが、円安進行が下値を支え4450円手前で揉み合いとなった。英国のEU離脱問題ではEU首脳会談での合意がなされ、来月の英・議会の承認が得られるか不透明観は拭えない。今月末にはG20が開催され、米中貿易摩擦問題が解決されるか確認されるまでは4400円~4450円のレンジを抜け出すのは困難と観てこのレンジでの逆張りで対処したい。白金もドル高に圧迫され、ドル建て現物相場が軟調だった事から3000円飛び台まで売られた。その後、円安進行を横目に3000円飛び台中盤へ値を戻した。G20を控えて通商問題に一定の解決が見られるまでは大きな戻りは期待出来ないが、3000円を大きく割り込む可能性は低いと観て3000円飛び台前半は買いで対処したい。
石油
原油先限帳入値41230円(前日比-2420円) ガソリン先限帳入値52360円(19/6月限新甫発会)灯油先限帳入値57820円(19/6月限新甫発会)原油は海外原油相場が、欧州経済指標の悪化に伴い大幅続落となった。この為、東京市場はストップロスの売りを巻き込んで今年4月の安値40870円を割り込んだ。その後、円安進行から切り返したものの41000円近辺へ値を戻した。OPECが協調減産へ向けた動きが注目されるが、中心的存在であるサウジアラビアが、反体制派ジャーナリスト殺害問題で生産国間での求心力を失っている。また、米・トランプ大統領のOPECや産油国の協調減産に対する不満を表明している事もあり、協調減産を決めたとしても減産幅が遵守されるかは不透明である。テクニカル的には売られ過ぎの域に達しており、相応の自律反発による戻りもあろうが、年初来安値38460円を取りに行く可能性を想定しての対応となる。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値155.2円(前日比+0.5円)ゴムTSR先限帳入値143.9円(前日比+1.7円)ゴムRSS相場はテクニカル的に売られ過ぎの水準に値位置を落とした事や上海市場が下値を切り上げ、11000元に迫った事から確りとした足取りで推移した。ただ、155円台では上値重く推移しており、消費国の在庫水準は依然として高い為、産地からの荷物の手当ては当分見送られる可能性が高い。生産国も収穫量を抑えるなど現物相場の下落防止を行っているものの、成果が現れず苦慮している様子だ。この為、来年早々に減産期入りとなる生産国の新たな価格支援策が示されるまでは地合いは弱く、戻り売り優勢と観て155円以上の値位置は売りで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24160円(前日比+40円) コーンはシカゴ市場がドル高に圧迫され反落した事から東京コーンは24000円割れを回避し下げ渋った。東京コーンは円安も追い風となり反発した。ただ、海外ファンド筋の買玉の整理売りが続いており上値は重い。米・感謝祭明けにより、本格的な需給相場期に入っていくが、農家の換金売りを受け易い事や米中貿易摩擦を抱え、その他、通商問題にも懸念が残っている。需給面からシカゴコーン18/12月限の3.5ドル前後への下落も想定され、国内は海外ファンド筋の手仕舞い売りが顕著だ。東京市場も23500円前後の安値トライも有り得る。この為、24200円から24500円前後の戻りは売りで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00 欧 ドラギECB総裁講演

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