夕刊:2018/11/28

原油はイベント控えてはいるが、期待から買われ急伸。貴金属はまちまちの動き。

為替
28日の東京外国為替市場で円相場は安い水準で小動、円安・ドル高水準で推移している。L113.73銭-H113.90銭で値幅17銭。日経平均株価の上昇を材料とした円売りは一巡。目新しい判断材料に乏しく全般小動き。ドル円は日経平均が上げ幅を拡大したものの反応は限られ113円80銭前後で膠着状態となった。週末の米中首脳会談への警戒感から積極的な売買は控えられている模様。日本時間29日未明のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演、29日のFOMC議事要旨に注目が集まっている。FRBクラリダ副議長の昨日の発言は、緩やかな利上げを継続する必要性があると表明し、予想ほどハト派でないと受け止められ、ドル買いを誘発している。12月のFOMCでは、0.25%の利上げは、ほぼ行われると思われることから緩慢なドル高継続と考えられる。ユーロ・ドルは小動き。ドムブロフスキス欧州委員会副委員長が「イタリアは予算の著しい修正が必要」と述べたほか、コンテ伊首相が「欧州連合(EU)との協議は簡単ではない」と発言しているが、欧州勢の本格参入を前に1.12ドル台後半で動意が薄い。ユーロ・円は強含み。本日これまでの参考レンジ:ドル・円:113.73円 -113.90円、ユーロ・ドル:1.1286ドル-1.1299ドル、ユーロ・円:128.41円-128.68円
株式(日経平均)
28日の東京株式市場で日経平均株価は前日比224円62銭高い(+1.02%)2万2172円02銭で高く引けた。ファーストリテイリングが上げ幅を広げ、1銘柄で日経平均を約77円押し上げている。KDDIなど日経平均への影響度が大きい値がさ株が高い一方、トヨタや三菱UFJなど東証株価指数(TOPIX)の構成比が高い銘柄が売られる展開が続いている。TOPIXの上昇率は日経平均の半分程度にとどまった。東証1部の売買代金は、2兆5511億円、売買高は13億8834万株だった。値上り銘柄1416、値下り銘柄612、変わらず85。TOPIX:1653.66 +0.58% +9.50。マザーズ:+2.12% +20.67。大日本住友は午後に上げ幅を広げた。花王と中外薬は高い。一方、ユニファミマは午前に上場来高値を更新した後、午後に下落に転じた。スズキとヤマハは安い。
貴金属
金先限帳入値4433円(前日比-13円)白金先限帳入値3035円(前日比-28円) パラジウム先限帳入値3903円(前日比+34円)金はドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。午後に入ると、小幅安となる。日中は1210ドル台中盤での小動きに終始している。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、仮に早期利上げ停止をイメージさせる動きがみられると、ドル売り・金買い優勢の展開になる。 ドル/円は113円台の攻防。一方、白金は先限は前営業日比30円安の3036円くらいで日中は推移していた。午後に入り序盤の高値3042円を超えることなく下落した。引き続き、英国やイタリアに対する懸念や、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しを受けてドル高に振れたことが圧迫要因になった。
石油
原油先限帳入値42330円(前日比+940円) ガソリン先限帳入値53700円(前日比+1380円)灯油先限帳入値58350円(前日比+1070円)アジアタイムは51ドル台後半で底固く推移している。国内の原油は午後に入り値を上げ節目の42000円を超えるとそのまま高値圏で引けた。G20、石油輸出国機構(OPEC)総会といった、イベント前の持ち高調整が続くと、底固く推移しやすくなる。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値157.5円(前日比+1.5円)東京先限は、前日の取引で158.5円まで上昇したものの、160円手前で上値を抑えられると、その後は上値の重い展開となっている。しかし売り優勢という流れでもなく昨日の上海ゴムが夜間取引で軟化したが、日中取引に入ると、下げ幅を縮小していることを好感して値を戻すも160円を超える勢いはない。目先だが、ポイントは、155円割れとなりそうだ。現状、同水準は支持されているが、この価格帯を割ってくると、21日に付けた先限ベースの年初来安値151.0円が視野に入る。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24240円(前日比+100円)コーン市況は米中首脳会談が近づく中、小幅な値動きとなる。米中貿易摩擦が市場で意識されると戻り売り優勢の展開になる。一方、当局者の発言などから先行きに楽観的な見方が強まると、売りポジション整理の形で地合を引き締め易い。現在は引き続き方向感のない展開。
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