夕刊:2018/11/29

オイルは再び大幅安。その他商品は貴金属含めまちまちの動き

為替
29日の東京外国為替市場でドル・円は軟調。米利上げ期待の後退で米2年・10年債利回りが低下幅を広げたことで売りが継続した。上海株がマイナス圏に沈み、日経平均株価が60円超高まで上げ幅を縮めたことも嫌気され、15時過ぎには一時113.21円まで値を下げた。ユーロ・ドルは強含み。米金利低下を受けて全般ドル安が進んだ流れに沿った。昨日高値の1.1388ドルを上抜けて1.1392ドルまで上昇した。ユーロ・円はじり安。ドル・円の下落や日本株の上げ幅縮小を受けて128.92円まで売りに押されている。本日これまでの参考レンジ:ドル・円:113.21円 - 113.69円、ユーロ・ドル:1.1363ドル - 1.1392ドル、ユーロ・円:128.92円 - 129.24円
株式(日経平均)
29日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比85円58銭(+0.39%)高い2万2262円60銭で引けた。寄り付き直後に22437.95の高値を付けるも、その後じり安の展開となり小高く引けた。先物主導の戻り相場なだけに短期筋の売り方の最後の買戻しと思われる。外国為替市場で円相場が1ドル=113円台前半まで上昇するなか、株価指数先物に歩調を合わせるように現物株にも売りが出た。ただ新規の取引材料は乏しく、持ち高を一方向に傾ける動きは限定的だ。日経平均は、チャート分析で重視される200日移動平均線(2万2290円程度)や今月8日に押し戻された100日移動平均線(2万2540円近辺)が上値抵抗線として意識されているため、上値メドに近づいていると判断した投資家から利益確定などを目的とした売りが出やすい水準。東証1部の売買代金は、2兆5303億円、出来高は、13億276万株、値上り銘柄1301、値下り銘柄730、変わらず86。TOPIX:1659.47 +0.35%、+5.81。マザーズ:1010.91 +1.53% +15.20。ソフトバンク、リクルートやダイキン、京セラが一段高となった。ユニーファミリーマートが前日に続き午後に急落。KDDIや資生堂、NTTデータが下げ幅を広げた。
貴金属
金先限帳入値4450円(前日比+17円)銀先限帳入値52.3円(前日比+0.3円)白金先限帳入値3009円(前日比-26円) パラジウム先限帳入値3957円(前日比+54円)東京金は米中首脳会談が近づく中、改めて株安圧力が強まった際にも下値がサポートされ易い。一方でドル安圧力が続かなかった場合には、上値を抑えられる。また、前日はダウが急伸しており、その流れが引き継がれた場合には、下値を模索する展開となる。本日も小幅な動きは変わらず。日中は先限で4440円~4455円の間でもみ合う。東京プラチナは、安値もみ合い。午前中は、ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の下げ一服が下支えとなったが、円高に上値を抑えられた。日中の白金も小幅な値動き。
石油
原油先限帳入値40540円(前日比-1790円) ガソリン先限帳入値52120円(前日比-1580円)灯油先限帳入値56580円(前日比-1770円)前日の急落を受けて、本日の東京原油の流れは、安値修正の動きが目立ち一旦は300円から500円位は上昇するものの大引けにかけては上げ幅を削る展開。在庫増加圧力に対する警戒感が続けば、売り優勢の展開になる。一 方、石油輸出国機構(OPEC)などの減産対応に対する期待感・警戒感が強まれば、強含みの展開になるが、ここ最近の下げでチャートはかなり悪化している。米中首脳会談も大きなイベントリスクであり、持ち高調整の安値修正が進むのか、過剰供給懸念を背景に売り圧力が強まるのかが問われる。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値158.1円(前日比+0.6円)ゴムTSR帳入値145.4円(前日比+1.0円)東京ゴムRSS3は、軒並み高。上海ゴムが夜間取引で軟化したが、日中取引に入ると、地合いを引き締めたことを好感し、買いが優勢となっている。しかし、高値を付けたのは場が始まった午前中のみ。その後は下がりはしないものの伸び悩む。TSR20は、総じて小じっかり。シンガポールTSR20は、総じて堅調に推移しており、これを好感し、買い優勢となる限月が目立っている。こちらも日中取引は前場で高値をつけてから横ばいの動き。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24300円(前日比+60円)コーンも他商品と同じく小動きな展開。米中貿易問題が警戒されればショートカバー(買い戻し)主導の上昇となる一方、米中間で通商問題解決に向けての動きは見られないとの慎重な見方が優勢になれば、他商品同様、売り優勢に動きは大。24300円~24500円の細かいレンジの動き。
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