夕刊:2018/12/05

本日全体的に商品市況は前日比マイナス圏で終える。白金とガソリンは大幅安

為替
5日15時の東京外国為替市場でドル円相場は1ドル113.05円、ユーロ円は128.01円、ユーロドルは1.1319となっている。リスク警戒の動きは午前中に落ち着き、円安の動きが広がる形で、一時大台を回復。もっとも、112円台に落としてから113.09円近辺が戻り高値となった昨日の海外市場同様に、113円に乗せたところからの買いには慎重な姿勢が見られた。5日は事業法人の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業の円売りが進んだ面もある。113円台に乗せたが、「米長期金利の低下で113円台は居心地が悪い」(外為アナリスト)との声があった。今日はジョージ・H・Wブッシュ元大統領の死去に伴う「国民追悼の日」で米国時間にかけて取引参加者も減少する。東京時間15時までの参考レンジは、ドル円が112.62~113.09円、ユーロ円は127.78~128.09円、ユーロドルは1.1315~1.1346となっている。
株式(日経平均)
4日の東京株式市場日経平均株価は、116円72銭安(-0.53%)21919円33銭安で引けた。出来高14億6316万株、売買代金2兆5094億円、値上り銘柄589、値下り銘柄1469、変わらず60。TOPIX:1640.49-8.71-0.53%。マザーズ:1012.02-4.79-0.47%。?寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比280円88銭安の21755円17銭となり、米国株の大幅下落もあり続落して始まった。昨晩の米国市場では景気後退のシグナルとみられている長短金利の逆転(逆イールド)が米国で発生し、市場のセンチメントが急速に冷え込んできた。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げはあるにせよ、来年の利上げ回数の見通しが引き下げられるのではないかとの見方も強まっており、米長期金利は低下している。?東京時間の午前のうちに中国商務省は5日、米中両国政府が今後90日間で通商交渉を推進するとの見通しを示し、米国との合意は履行できると確信していると表明したことにより、前向きなコメントと市場が受け取り、下げ幅を縮小した。また武田薬品工業は本日開催した臨時株主総会でアイルランドの製薬大手シャイアーの買収が承認されたが、相場全体への影響は限定的だった。市場では「海外勢の換金売りが続いている。来週のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向け、値動きの荒?い状態が続きそうだ」(国内証券)との声が出ていた。
貴金属
金先限帳入値4475円(前日比-14円)銀先限帳入値52.5円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2880円(前日比-38円) パラジウム先限帳入値4076円(前日比+38円)東京金は、安値もみ合い。午前中は、円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。午後に入ると、円高が一服したが、ドル建て現物相場の軟調を受け、もみ合いとなった。白金の動きにつられて再度安値を取りに行く流れになるも、大きく売り込まれることなく各限月、前日比-10円~-15円位で引ける。 東京プラチナは、軟調。午前中は、ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、株安などを受けて軟調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下落を受けて更に軟調となった。2870円台に入るも引けは幾らか値を戻し、各限月-40円~-50円安位で引ける。
石油
原油先限帳入値41890円(前日比-560円) ガソリン先限帳入値53050円(前日比-1030円)灯油先限帳入値57700円(前日比-540円)東京石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)総会を控えて、海外市場が伸び悩んだことや時間外取引のニューヨーク原油の下げが重しとなっている。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加した。円高も圧迫要因だが、円相場は1ドル=113円ちょうど付近まで円買いが緩んでいる。その後は113円を挟みもみ合い状態。東京原油先限は夜間取引で4万3320円まで上昇したが、その後は失速し、マイナス圏で推移している。日中取引開始後も売りが優勢。午後に入り一段と安くなるが、41700円を割り込むと値ごろから買いが徐々に入りだす。大引けは日中安値から200円から300円くらい上げて引ける。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値163.5円(前日比+0.9円)ゴムTSR先限帳入値145.6円(前日比-0.6円)東京ゴムRSS3は、小安い。日中取引で上海ゴムが、やや売り物がちの展開となっていることを受けて、売りが優勢となっている。ただ、午後に入ると一段と上昇はしないまでも、売り込まれることなく163円台をキープする。TSR20は、期先3本が下落、期近3本は変わらず。シンガポールTSR20が期軟化していることなどから、売りが優勢となっている。出来高は膨らまず。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24260円(前日比+40円)東京コーンは総じて小幅安。前日のシカゴ高、円相場が1ドル=112円台後半に上昇と強弱材料が交錯するなか、見送りムードが強く、超閑散商い。先限は序盤、小幅高で推移したが、上値の重さから弱含みとなり、小幅安に軟化。後場に入っても閑散商いであることは変わらず、方向感に欠ける状態が続いた。

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