夕刊:2018/12/10

オイル三品は力強く買われ、4桁オーバー高。ゴールドもしっかり。コーンは引けにかけて安くなる

為替
10日の東京外為市場で、ドル・円は112円50銭近くに値を戻す展開となった。日経平均株価が前週末比約500円安の軟調地合いが続き、株安を嫌気した円買いに振れ一時112.24銭の安値を付けた。ただ、前週安値となった112円20銭台で跳ね返されたことで、ショートカバーが入ったとみられる。ユーロ・ドルは1.1434ドル前後、ユーロ円は128.57円前後で推移。イタリア紙の報道では、本日、イタリア政府内で予算案に関する協議が行われるもよう。コンテ伊首相は、財政赤字の対GDP比2.0%程度での合意を望み、トリア伊財務相は、対GDP比1.9%程度を目指しているもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円24銭から112円69銭。ユーロ・円は128円18銭から128円64銭、ユーロ・ドルは1.1360ドルから1.1442ドルで推移。
株式(日経平均)
10日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅安で始まりその後安値圏で膠着感を強めた。高値21365円78銭、安値21169.96銭。前週末比459円18銭(-2.12%)安い2万1219円50銭で引けた。TOPIX:1589.81-1.89% -30.64。マザーズ:947.72-3.35% -32.89。米中貿易摩擦の激化による景気減速を懸念して中国や韓国などアジア株が全面安となり、現物株の売りを促している。日銀が上場投資信託(ETF)購入に動くとの観測があるものの、買い戻しは鈍い。市場では、アジア株全面安に見られるように米中貿易摩擦を受けて世界景気が減速するとの懸念は根強く、今のところは押し目買いに動きづらい。外部環境が、反転を促す材料が無く値幅での調整しか見出せないのが今の株式相場と思われる。東証1部の売買代金は、2兆2704億円、売買高は13億8309万株、値上り銘柄149、値下り銘柄1951、変わらず22だった。
貴金属
金先限帳入値4505円(前日比+19円)銀先限帳入値52.8円(前日比+0.2円)白金先限帳入値2863円(前日比-0円) パラジウム先限帳入値4046円(前日比+39円)金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。昼ごろには4500円を一時割れる時もあったが、引けにかけては4500円台をキープして取引を終える。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナは円高を受けて売り優勢で始まった。午後に入って2850円割れを試すもその後は上昇し、前日比とほぼ変わらずで取引を終える。パラジウムはニューヨーク高を受けて堅調となった。
石油
原油先限帳入値42000円(前日比+1310円) ガソリン先限帳入値52850円(前日比+1060円)灯油先限帳入値57700円(前日比+1520円)午前の東京石油市場は大幅高。すべての限月の上げ幅が4ケタ超となっている。先週末の石油輸出国機構(OPEC)総会で、OPECプラスの減産幅が日量120万バレルで合意に至ったことを好感している。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。午後に入っても値段はほぼ動かず。原油の先限は42000円を挟んだ動き。夜間取引で43220円まで上昇した後は押し戻されているが、下値は限定的。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値161.5円(前日比-2.9円)ゴムTSR先限帳入値143.4円(前日比-1.8円)米中交渉の先行き不透明感からリスク投資環境は不安定化し、ゴム相場の上値も圧迫される。上海ゴム相場が1万1000元を割り込むと、東京ゴム相場も155円水準を打診することになる。少なくとも上値を試すことは難しい状況にある。寄付きから10時くらいまでは勢い良く買われるも、その後勢いは続かず。午後に入っても前場の安値をきることは無いが、かといって上値も限定的。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24000円(前日比-20円)東京コーンは反発。7日のシカゴ高から買い先行。週明けのシカゴ夜間取引が弱含みで推移にも堅調。先限は24080円まで上げ幅を縮小した。いったん24100円台前半に戻した後、24100円割れもしっかり。しかし、午後に入ると24100円をあっさり割れる。引けにかけて24000円を割れる場面もあるも、大引けは24000円をキープして終える。

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