夕刊:2018/12/12

ガソリンは大幅反発のほぼ4桁高。一方ゴールドは引けにかけて前場の値上がり分を消して前日比マイナス圏で引ける。

為替
12日の東京外為市場ドル・円は、日経平均株価が430円前後の上昇で強含みに推移していることで113.40-50銭前後で堅調推移。高値113.52銭-安値113.33銭の値幅19銭。本日発表される米11月消費者物価指数は、11月のガソリン価格の下落を受けて、前月比±0.0%(10月+0.3%)、前年比+2.2%(10月+2.5%)への低下が予想されている。リスクシナリオは、予想を下回る上昇幅となった場合で、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での据え置き観測を高めることになる。ユーロ・ドルは1.1332ドル前後、ユーロ円は128.55円前後で小動き。本日ユンケル欧州委員長と会談予定のコンテ伊首相は、財政赤字の対GDP比2.05%から2.08%程度を目指していると報じられている。本日これまでの参考レンジ:ドル・円:113.33円 - 113.52円、ユーロ・ドル:1.1316ドル - 1.1334ドル、ユーロ・円:128.29円 - 128.63円。
株式(日経平均)
東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比454円73銭高(+2.15%)の21602円75銭となり、3日ぶりの大幅反発で引けた。取引開始前にカナダの裁判所が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)の保釈を許可したと伝わり、米中通商協議の進展に期待が高まった。トランプ米大統領の対中協議に関する前向きなコメントも明らかになり、先物主導で上げ幅が拡大。引けに掛け21600円台を回復した。売り込まれていた景気敏感株にも買い戻しや割安感に着目した買いが入った。TOPIX:1606.61 +31.30 1.99%高、マザーズ:957.25 +34.79 3.77%高。東証1部の売買代金は2兆7885億円、出来高14億8033万株だった。東証33業種がすべて高く、精密、証券、電気機器、機械などが上昇率上位に並んだ。景気敏感セクターが総じて堅調だった。トランプ大統領が中国に歩み寄るようなコメントを出したことで意外感のある株高になった。米株価指数先物が上昇していることもあり、ショートカバーの動きが目立つ展開。東証1部の騰落数は、値上がり1867銘柄に対し、値下がりが213銘柄、変わらずが43銘柄だった。
貴金属
金先限帳入値4525円(前日比-1円)銀先限帳入値53.0円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2871円(前日比+32円) パラジウム先限帳入値4106円(前日比+11円)東京金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇や円安を受けてプラスサイドに転じた。銀はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢となった。午前中は直近の高値を超えてくる動きをみせてきたが、その流れは後場には続かず、マイナス圏に沈む。プラチナ系貴金属(PGM)は、上昇。プラチナはニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇や円安を受けて堅調となった。後場に入ると値を崩し、だらだらと下げる展開となったが、引けにかけて安値から10円前後戻して取引を終える。パラジウムもニューヨーク高と円安を受けて堅調となった。
石油
原油先限帳入値41720円(前日比+970円) ガソリン先限帳入値53180円(前日比+1380円)灯油先限帳入値57730円(前日比+1050円)午前の東京石油市場は堅調。海外高と円安が支援要因。一部の限月は4ケタ超の上げ幅となった。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が大幅に減少しニューヨーク時間外取引が上昇していることも追い風。円相場は1ドル= 113円半ばで取引されている。こちらは、貴金属と違って後場に入っても値を下げずに強い動き。およそ全限月は本日の高値圏で引ける。東京原油先限は41720円まで上げ幅を拡大。夜間取引までの高値を上回った。東京ガソリン先限は52880円まで上昇し、上げ幅は4ケタ超となった。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値164.7円(前日比+3.3円)ゴムTSR先限帳入値146.4円(前日比+3.0円)ゴムRSSは、1月限主導で軒並み高。週末に開催される天然ゴムの国際3カ国協議会で、輸出削減策が話し合われることを受けて、1月限を中心に買いが先行し、軒並み高となっている。当先のサヤも同ザヤ化している。 後場に入っても値を下げることなく高値圏で推移。終始しっかりした値動きで取引を終える。TSR20は、期先3本が上昇、期近3本は変わらず。シンガポールTSR20が期近中心に地合いを引き締めていることを好感し、買い優勢となっている。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23860円(前日比+0円)東京コーンは期中が下落。先限は朝寄り後に地合いを緩めながらも買い戻されて前日帳入値まで値を戻しているが、期中の5月限、7月限、9月限が小安い。当限が薄商いのなか4けた高と高騰し、2番限の3月限が追随している。前日までの軟調な足取りを朝寄りでは引き継ぎながらも売り一巡に伴って買い戻されている。先限月は終始閑散とした商いで出来高は増えず。

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