夕刊:2018/12/13

白金、ゴムは買いが先行し高値で引ける。ゴールドもしっかり。オイル、コーンは前日比安で引ける。

為替
13日の東京市場でドル・円は小じっかり。米中関係改善への期待感からリスク選好的な株買い・円売り基調が鮮明となった。ドル・円は、米中貿易摩擦の解消に向けた動きや英政局混迷の回避などが好感され、日経平均株価は前日比100円超高の堅調地合いに影響を受けてクロス円は円売りに振れており、ドル・円を113円半ばに押し上げた。ランチタイムの日経平均先物は続伸地合いとなり、日本株高継続を見込んだ円売りが続いた。米10年債利回りは2.91%台に持ち直しており、ドル買いも観測されている。ただ、113円半ばは売り圧力も観測され、目先は上値が重くなりそうだ午後に入り、ドル円は日経平均の上げ幅拡大を支えに113円49銭付近まで買われ前日高値に接近するも、同水準での上値の重さが意識され伸び悩む状況。クロス円もユーロ円が129円02銭付近まで、ポンド円が143円26銭付近まで続伸し、豪ドル円は82円04銭付近まで一段高となったものの、その後は総じて上値が伸びない展開となる。手掛かり材料に欠けユーロ・ドルは1.1370前後で、ポンドドルは1.2620前後で方向感無く推移。ユーロ・ドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会やイタリアの2019年修正予算案を巡る協議を控えて、1.13ドル台後半で小動き。1.1300ドルには14日のNYカットオプション、割り込むとストップロスが控えており、ネガティブサプライズに要警戒。本日の参考レンジ:ドル・円:113.21円 - 113.50円:ユーロ・ドル:1.1363ドル - 1.1377ドル:ユーロ・円:128.72円 - 129.03円。
株式(日経平均)
13日の東京株式市場で日経平均株価は、大幅続伸後高値圏で一進一退。前日比213円44銭(+0.99%)高い21816円19銭で取引を終えた。TOPIX:1616.65+10.04 +0.62%、マザーズ:960.66 +3.41 +0.36%。米中貿易交渉の進展に期待した買いが引き続き優勢で、後場寄り後には上げ幅を260円超に広げる場面があった。一方、個人投資家の戻り待ちの売りが上値を抑えている。14日に株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出を控え株式相場の水準を引き上げたい思惑を持つ海外投資家が先物に買いを入れているとの観測もある。実態は、短期筋の2段目の買戻しと、それを誘発させる買い仕掛けと推測している。東証1部の売買代金は、2兆3993億円、売買高は13億3279万株だった。値上り銘柄:1583、値下り482、変わらず61。東証業種別指数は、29業種が上昇、4業種が下落。上昇率の上位には、海運、金属製品、建設、非鉄金属、鉄鋼、が入っている。日経平均株価寄与度は、ファーストリテイリング+51.87円、ユニーファミリーマート+24.08円、武田薬品+9.71円。
貴金属
金先限帳入値4631円(前日比+6円)銀先限帳入値53.7円(前日比+0.7円)白金先限帳入値2942円(前日比+71円) パラジウム先限帳入値4127円(前日比+21円)東京金は、小幅高。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が上げ一服となったが、円安が下支えとなった。午後に入ってももみ合い状態が続いており、大引けも全限月で小幅高で終了する。東京プラチナは、続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。午後に入ると緩やかではあるが、価格は上昇してくる。各限月で70円高くらいで終了する。3000円の抵抗帯を突き抜けることができるかどうかが鍵。
石油
原油先限帳入値41440円(前日比-280円) ガソリン先限帳入値52790円(前日比-210円)灯油先限帳入値57560円(前日比-170円)午前の東京石油市場は下落。海外安と円高が重しとなっている。景気減速による石油需要の下振れ懸念が根強く、内外ともに石油価格の低迷が続いている。先週末、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が日量120万バレルの減産で合意に至ったが、値動きは依然として重い。午後に入ると若干ではあるが、午前中の安値から値を戻す展開となる。これには時間外取引でNY原油が高かったことが一つの要因として挙げられる。
ゴム
ゴムRSS先限帳入値168.9円(前日比+4.2円)ゴムTSR先限帳入値149.7円(前日比+3.3円)ゴムRSSは、最近の強地合いを継続し、買いが優勢となっている。期近2本が6円超の急騰。 午後に入っても高値圏でしっかり推移している。一つの節目170円を突破できるかが注目される。東京ゴム先限は、3日に168.0円まで上昇したが、その後、160~165円前後のレンジ相場を形成していた。ただ、昨日の取引では、米中貿易摩擦の緊張緩和期待や、天然ゴム生産国の輸出削減に対する期待感から、買いが先行した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23790円(前日比-70円)東京コーンは中心限月の先限が小幅安。出来高が100枚に満たない薄商いで玉の出方次第の展開。シカゴコーン期近3月限は直近の高値更新とはいえ、390セントに届くほどの上伸ではなく、インパクト不足。国内は本日も閑散商で変化なし。全限月、本日の安値近辺で取引を終了する。先限の出来高は200枚前後。

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