夕刊:2018/12/14

貴金属は総じて軟調。オイルもプラス圏で引けるも、午前中の高値圏からは下げて取引を終える。週末で様子見ムードか?

為替

14日の東京外為市場は、ドル・円は日経平均の続落に伴い一時113円42銭付近まで僅かに軟化したものの、下値は限られ113円50銭前後で売買が交錯。日経平均株価の大幅安や欧米株式先物の軟調地合いでドル売り・円買いに振れやすい。一方、前日にドラギ欧州中銀(ECB)総裁の発言で比較的大きく下げたユーロ・ドルは底堅い値動きで、ドルの重石となっているもよう。クロス円もユーロ・円が128円90銭前後で、ポンド円が143円30銭前後で揉み合いとなるなど午前に強まった円買いの流れは一服。また、ユーロ・ドルは引き続き1.1360前後で、ポンド・ドルは1.2630前後で膠着しており、欧州勢参入待ちの状況となっている。ユーロ・ドルは、イタリアの2019年修正予算案への警戒感から1.13ドル半ばで動意に乏しい展開。売りオーダーは1.1395ドル、1.1400ドル、買いオーダーは1.1330ドル、1.1300-10ドルに控えている。本日のNYカットオプション1.1300ドル、大口の買いオーダー1.1305ドルが下値を支えている。本日の参考レンジ:ドル・円:113.43円-113.66円、ユーロ・ドル:1.1355ドル-1.1365ドル、ユーロ・円:128.84円-129.14円。

株式(日経平均)

14日の東京株式市場で日経平均株価は、大幅安の展開。前日比441円36銭(-2.02%)安い2万1374円83銭で引けた。TOPIX:1592.16 -1.51% -24.49、マザーズ:942.01 -1.94% -18.65。昨夜の米国株式の戻り幅が、想定以上に鈍く米中貿易摩擦が市場全体の重石となっているのを嫌気し売り先行の展開となる。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れに対する思惑が相場を下支えしているとの見方があるも世界的な景気後退懸念の強さを再認識させる下げだった。翌週18日、19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えた週末とあって様子見気分が根強く、買いの勢いは鈍い。2万1000円台前半では買いの指し値注文を入れている投資家もいる模様ですが、市場はイベントリスクに過敏になっている。東証1部の売買代金は、3兆1637億円、売買高は18億7153万株、値上り銘柄252、値下り1826、変わらず50だった。33業種中値上りは、電気・ガスの1業種のみで32業種すべて値下り。

貴金属

金先限帳入値4514円(前日比-17円)銀先限帳入値53.5円(前日比-0.2円)白金先限帳入値2902円(前日比-40円) パラジウム先限帳入値4108円(前日比-19円)東京金は反落、銀はまちまち。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高を受けて軟調となった。銀はニューヨーク高が下支えとなり、まちまちとなった。午後に入っては4520円を下回り安値圏でのもみ合い状態が続く。東京プラチナは、反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高を受けて軟調となった。プラチナの午後も安値もみあい状態。しかし2900円台を割れること無く、夜間取引でつけた安値2890円を割れず。

石油

原油先限帳入値41830円(前日比+390円) ガソリン先限帳入値53300円(前日比+330円)灯油先限帳入値57800円(前日比+240円)減産合意を受けて、改めて供給不足状態に転じるとの見通しに修正している。その思惑からか本日午前中は値段は高いところで推移する。あくまでも現在の需要、石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の産油量、減産合意の完全履行を前提とした不確実性の高いものだが、需給リバランスの実現可能性について議論を行っている現在のマーケット環境においては、ポジティブな報告内容と言える。午後に入ってからはプラス圏にはいるものの、上げ幅を削って引ける。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値168.6円(前日比-0.3円)ゴムTSR先限帳入値147.6円(前日比-2.1円)今週に入ってからじり高傾向を見せ、特に13日の取引で大きく上昇している。最近のレンジをブレイクする動きであり、この動きに東京ゴム市場でも当限が急伸反応を見せている。本日は昨日の上げの一服感からか、ほぼ横ばいで推移。上下の変動無く、終日特に目立った動きも無く取引を終える。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23890円(前日比+100円)東京コーンは堅調。閑散商いだが、期先3本を含む4本が3ケタ高で推移。先限は24000円を目指すような勢いはないが、閑散に売りなしのなか、120円高で推移。玉の出方次第ではあるが、上げ幅を縮小しても23850円前後では買い拾われる展開か。午後に入っても値段はあげずに本日安値圏で取引を終える。ただ、値下がりの幅も大幅ということではなく、前日比はプラス圏で引ける。


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