夕刊:2018/12/17

貴金属、原油は続落。ゴムは約2ヶ月ぶりに170円台を突破してくる。

為替

17日の東京外為市場でドル・円は小じっかり。日本株高を背景に円売りが先行したほか、米株高観測でドル買いも観測された。ドル・円は、前週末NY終値付近で寄り付いた後は底堅い値動きに。その後、日経平均株価が上げ幅を拡大するに従い円売りが強まった。また、米株式先物も堅調地合いとなり、ドルは113円半ばに値を上げた。ランチタイムの日経平均先物は堅調な値動きで、日本株高継続への期待感から円売り基調となった。また、今晩の米株高観測も広がり、ドル買いも続いているようだ。午後に入ると、日経平均の上げ幅縮小に伴い円売りの動きは一服。ドル円は、113円50銭付近から113円44銭付近まで小幅に値を崩したほか、豪ドル円が81円49銭付近から81円37銭付近まで軟化するなどクロス円の上昇も一巡。ユーロ・ドルは小動き。本日の参考レンジ:ドル・円:113.29円-113.52円、ユーロ・ドル:1.1299ドル-1.1313ドル、ユーロ・円:128.09円-128.39円。

株式(日経平均)

17日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、引けは前週末比132円05銭(+0.62%)高の21506円88銭だった。前週末に400円あまり下げた反動の先物買い(買戻し)、値ごろ感が出ていた銘柄の自律反発が中心で、本格的な底入れの気配は乏しい。世界的な景気減速懸念が投資家心理に深い影を落とすなか、先物中心のいびつな反発。朝方、小幅に反発して始まった日経平均は、その後下げに転じる局面もみられたが、寄り付き後早い段階海外短期筋からの買い仕掛けと昨日の売り筋の買戻しで再び上昇に転じ、上げ幅を3桁に拡大。しかし、上値追いの流れにはならず、21500円前半でのこう着が続いた。先週末の米国市場の下落影響は限られるものの、19日のソフトバンク上場と19-20日の日銀金融政策決定会合、18-19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、21日には米連邦政府の暫定予算の期限を迎えるなか、リバランス中心の売買にとどまっている。出来高13億6210万株、売買代金2兆651億円、東証1部の騰落銘柄は値下がり銘柄が1420、値上り648、変わらず60、全体の約66%が値を下げている。薄商いの中、インデックス売買に押し上げられた格好であろう。ユニファミマが堅調なほか、売り先行で始まったソフトバンクGがプラスに転じたインパクトが大きいとみられる。全体の約6割超の銘柄が下落する局面の中で、指数インパクトの大きい値がさの一角がけん引する格好のようである。また、TOPIXは、1594.20 +2.04 +0.13%の小幅上昇、マザーズ指数は、911.58 -30.43 3.23%の下落となっており、センチメントを悪化させている。年末に向けた税金対策等の換金売りの流れもあるとみられるが、クリスマス休暇から国内外の機関投資家の売買が細る中では個人主体の売買が期待されることもあり、中小型株の出直りに期待したいところでもある。まずは、19日のソフトバンク上場、その後の資金還流の動きを見極めるまでは、中小型株も手掛けづらい。

貴金属

金先限帳入値4500円(前日比-14円)銀先限帳入値53.2円(前日比-0.3円)白金先限帳入値2864円(前日比-38円) パラジウム先限帳入値4079円(前日比-29円)午後の東京金は、底堅く推移。午前中は、ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、円高一服を受けて下げ一服となった。午後に入ると、円相場の小動きを受けて底堅く推移した。4500円を挟みながらの攻防となるが、下値を探りにいくという形にはならず。終始しっかりとした印象。しかし、夜間取引の高値をトライするという動きにもならず。午後の東京プラチナは、軟調。午前中は、ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、もみ合いとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。金とは違ってずるずると値を下げる展開。まとまった買いも入らず、30円~40円安で行ったり来たりの展開。

石油

原油先限帳入値41320円(前日比-510円) ガソリン先限帳入値52970円(前日比-330円)灯油先限帳入値57250円(前日比-550円)午前の東京石油市場は反落。14日の海外安から売り優勢。週明けのニューヨーク原油時間外取引が小反発していることが支援材料だが、戻りは鈍く、原油、ガソリン中心に500円超の下落が目立つ。午後に入ると少しは値を回復するが、前日比のプラス圏までは値を戻せず。500円~400円安の間での値動き。東京原油先限は夜間取引で41120円まで下落。日中取引開始後は下値を切り上げ、一時41530円まで戻した。しかし41500円台では戻り売りが待ち受け、41280円まで下げ幅をい拡大。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値171.6円(前日比+3.0円)ゴムTSR先限帳入値148.4円(前日比+0.8円)ゴムRSSは、軒並み高。最近の強地合いを継続し、買いが先行する展開となっている。先限は、170円台を回復した。 ただ午後に入ると値を落とし始める。172円を割れ始めると、173円を取りに行くような値動きにはならず、2.5円~3.5円高位で推移していた。ゴムTSRは先限二本が前日比プラス圏で終える。ゴムTSRは、期近2本が上伸しているが、4月限は小安く、他限月は変わらずと なっている

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24050円(前日比+0円)東京コーンは堅調。14日のシカゴ期近高から買い優勢。シカゴ夜間取引が午前11時過ぎから強含みとなり、期先11月限がジリ高となり、24000円台を回復。しかし新甫は追随せず、23990円でこう着している。相変わらず、閑散商い。引けにかけていくらか値を戻すも先限で出来高100枚できていない。


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