夕刊:2018/12/26

日経は反発の171円高。本日はオイル、貴金属もしっかり。クリスマス休暇明けの米国市場に注目が集まる。

為替

26日の東京外国為替市場でドル円はやや伸び悩む。日経平均株価の自律反発で株安をにらんだ円買いは後退し、ドルは110円半ばまで値を上げた。ドル・円は、110円20銭台で寄り付いた後、日経平均が前日の大幅安から持ち直す展開となり、株安を警戒した円買いは弱まった。クロス円でも円売り基調となり、ドルは一時110円67銭まで水準を切り上げた。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、日本株高継続が見込まれる。ただ、日経平均の20000円回復は想定できず、中国株安、欧米株安も観測されるため警戒の円買いは根強く、目先のドルの戻りは限定。日経平均が急速に上げ幅を削り前日比マイナス圏へ沈んだことを受け、ドル・円クロス・円は失速。ドル円は米債利回りの低下にも押され110円34銭付近まで反落。クロス・円もユーロ・円が125円91銭付近まで値を落とし、豪ドルは原油安も重石となり一時77円60銭付近まで売られた。日経平均株価が上昇幅を縮小して前引け。ランチタイムの株価先物の振れを懸念した手仕舞いや、時間外取引の原油相場の一時軟化がドル円を重くした。110.67円を上値に110.35円付近まで一時押し戻された。ユーロ・円も頭打ち気味。リスク回避は緩んだものの、リスク選好を強めるまでに至らず。ユーロ・円ほか、クロス円全般が円売りを弱める場面があった。ユーロ・ドルは限られたレンジで振幅。シカゴ市場で米株価指数先物が下落していることもあり、投資家は様子見姿勢を強めている。年末年始に米中の経済統計の発表などを控え、投資家は新規の持ち高を形成しづらい。本日これまでのレンジ:ドル・円:110.14円-110.67円、ユーロ・ドル:1.1386ドル-1.1420ドル、ユーロ・円:125.63円-126.24円

株式(日経平均)

26日の東京株式市場で日経平均株価は、+171円32銭(+0.89%)の19327円06銭で上昇して引けた。寄付き後、前日に1000円超急落して2万円の大台を割った反動から、買い戻し優勢の展開となった。前日まで5営業日連続で下落し、下げ幅は2300円超に達していた。株価に割安感が生じてきたため、26日は取引開始直後から買いが広がる展開となった。上げ幅は一時、300円を超え19530円35銭の本日高値を付けた。その後は揉み合いながら上げ幅を徐々に縮小した。午後は一時、前日の終値を割り下落(18948.58)する局面もあった。ただ、米連邦政府の一部閉鎖やFRBのパウエル議長の解任観測で、トランプ政権への懸念は深まっており、世界経済の先行きへの不安感も根強い。投資家の間には景気後退すら織り込む動きもあり、株価の反発も力強さに欠けている。後場には、心理的節目の19000円を割り込むのは取引時間中では2017年4月以来、およそ1年8カ月ぶり。米政権運営の不透明感や世界景気の減速などに対する懸念が引き続きくすぶる中、休暇明けの米株式相場の動向に対する警戒感から買い持ち高を手じまう動きが優勢となった。株価指数先物を通じたファストリなど値がさ株への売りが、指数の重荷となっている。引けに掛けて目先筋の買戻しが急速に入り始め前日比プラスで引けた。東証一部出来高13億8826万株、売買代金2兆2883億円、値上がり1831、値下がり254、変わらず38。TOPIX:1431.47 +15.92 +1.12%、マザーズ:775.85 +18.83 +2.49%。

貴金属

金先限帳入値4513円(前日比+17円)銀先限帳入値52.7円(前日比-0.5円)白金先限帳入値2815円(前日比+30円) パラジウム先限帳入値4018円(前日比+73円)東京金は堅調、銀は総じて下落。金は円反落に加え、ドル建て現物相場の再上昇から堅調に推移。全限月が4500円台に乗せた後も、4500円とび台でジリ高となり、おおむね10円超の上昇で推移。銀は期先3本を含む4本が売り優勢。午後に入っても金はしっかり。4510円を抜けてどんどん買いあがっていく展開にはなってはいなかったが、4500円以上を常にキープしてた。プラチナ系貴金属(PGM)は、反発。プラチナは円安、ドル建て現物相場の上昇から買い優勢。全限月が2800円台を回復。当先限は2800円台は維持できていないが、その他は2800円とび台で堅調に推移。ただ前日の下げ幅に対し、半分以下の上げ幅にとどまり、上げ幅は限定的で修正高にとどまっている。午後に入ると2800円を割れる場面もちらほら。そこから売り込まれることは無かったが、2800円を挟んだ攻防で取引を終える。

石油

原油先限帳入値33880円(前日比+760円) ガソリン先限帳入値44570円(前日比-)灯油先限帳入値49310円(前日比-)午前の東京石油市場は上昇。前日まで急激に値を下げた反動が現れている。時間外取引でニューヨーク原油が上昇したことや円安が追い風となった。ただ、ニューヨーク原油の上げや円安は失速気味で、国内市場は高値から押し戻されている。円相場は1ドル=110.60円付近まで円安推移した後、110.40円付近で取引されている。午後に入ると上げ幅は削られ、だらだらと下げる展開に。戻り売り有利な流れなのか、下値を積極的に拾う形にはならなかった。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値168.0円(前日比-2.2円)ゴムTSR先限帳入値145.6円(前日比+1.3円)ゴムRSS号は、続落。日中取引の上海ゴムが軟調に推移していることなどを嫌気して、売り物がちの展開となっている。午後に入っても売り優勢な流れは変わらず。本日は170円をほとんどキープできずに取引を終える。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22150円(前日比+90円)東京コーンは反発。円相場が一時1ドル=110.60円台に反落したこと、原油、石油製品など他商品の上昇を背景に夜間取引で買い先行となった流れを引き継いだ。ただし買い一巡後は上げ幅、出来高とも伸び悩み。先限は22300円台でもみあい。午後に入っても40円~100円近く下げる場面もあるも、しっかりといった印象。本日は22500円を取りに行く力は無かったが、終始23000円前後でもち合う格好であった。


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