夕刊:2018/12/27

東京原油は3000円以上上昇で大幅反発。とうもろこしも大きく上昇。金もしっかり

為替

27日の東京外為市場でドル・円は弱含み。夜間取引の日経平均先物の動きを受けた円売りは失速。ドル・円は、前日のNY市場で株価の急反発を手がかりに111円40銭付近まで上昇。ただ、ドルはそのレベルで観測される利益確定売りで下押し、一時110円85銭まで弱含んだ。その後は111円前後を挟んでもみ合った。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合、高寄りした日経平均株価が20000円台で揉み合い後に日本株に本邦長期資金から買いが観測されているとの憶測から、日経平均株価が880円高まで上げ幅を広げるとクロス円とともに買い戻しが入り111.20円台まで持ち直した。ドル・円ほか為替市場で円買いが一気に進む状態ではない。200日線もすでに割り込み上値が重い。ユーロ・円は底堅い。日本株の大幅上昇により、全般円安が進むと一時126.68円と本日高値を付けた。ユーロ・ドルは買い一服。一時1.1390ドルまで上昇したものの、ドル・円が下げ渋ったため上値がやや重くなった。本日これまでのレンジ:ドル・円:110.85円-111.37円、ユーロ・ドル:1.1352ドル-1.1390ドル、ユーロ・円:126.21円-126.68円

株式(日経平均)

27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。前日比750円56銭(3.88%)高の2万0077円62銭で終え3営業日ぶりに2万円台を回復した。上げ幅は、今年最大で2016年11月10日以来の大きさとなった。26日のダウ工業株30種平均が過去最大の上げ幅となるなど米株式相場が急反発し、投資家心理の悪化が一服。外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半まで円安に振れたことや、中国・上海などアジア市場の株価指数が軒並み上げたことも好感し、幅広い銘柄に買いが入った。年末商戦が好調だったと伝わり、米個人消費の堅調さが意識された。米政府代表が1月に貿易協議のため中国に訪問すると一部で報道されたことも米中摩擦が緩和するとの期待を高め、投資家心理の悪化に歯止めをかけた。日経平均採用銘柄のほぼ全てが上昇したほか、東証1部の値上がり銘柄数が2114と、全体の99%を占めるなど全面高の展開となった。自動車や商社など投資指標面で割安とされる銘柄に海外ヘッジファンドを中心にした押し目買いが断続的に入り、相場を押し上げた。海外投資家を中心にソフトバンクやファーストリティリングといった値がさ株に海外投資家の買いが集まり、日経平均は2万211円まで上昇した。だが、節目である2万円台に乗せたことで戻り売りが増えたことが上値を抑え、高値圏での一進一退が続いた。東証1部の売買代金は2兆7642億円、売買高は15億7642万株だった。東証1部の値上り2112、値下がり銘柄数は11、変わらずは6だった。TOPIX:1501.63 +70.16 +4.90%、マザーズ:826.69 +50.84 +6.55%。

貴金属

金先限帳入値4525円(前日比+12円)銀先限帳入値54.1円(前日比+1.4円)白金先限帳入値2857円(前日比+42円) パラジウム先限帳入値4039円(前日比+21円)東京金、銀は上昇。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が一服したが、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて堅調となった。銀はニューヨーク高と円安を受けて堅調となった。しかし、午後に入ると値を下げ、4520円を割れる転換も見られる。13時台には円安が一服して110円85銭近くになった。金もその時間に安値を付けたが、引けにかけて再度111円を取る形になると金もそれに付けて上昇してくる。プラチナは、上げ一服。午前中は、ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まったのち、円安一服とドル建て現物相場の堅調を受け、もみ合いとなった。午後に入ると、円安一服を受けて上げ一服となった。節目の2850円を超えて終わる。

石油

原油先限帳入値36900円(前日比+3020円) ガソリン先限帳入値47910円(前日比+3340円)灯油先限帳入値53050円(前日比+3740円)午前の東京石油市場は暴騰。通常取引序盤の上げ幅は大半の限月で3000円超だった。クリスマスにかけて指標原油の下げが続いた反動から、買い戻しが集まっている。1ドル=111円前半まで円安に振れたことも支援要因。ただ、時間外取引で堅調に推移していたニューヨーク原油は一時マイナス転換したほか、円相場は111円ちょうど付近までやや円高に振れており、国内石油市場は高値からやや押し戻されている。午後に入ると更なる円高を受けて上げ幅を削る展開もなるものの、各限月概ね前日比+3000円前後の上昇で引ける。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値172.3円(前日比+4.3円)ゴムTSR先限帳入値148.6円(前日比+3.0円)ゴムRSSは、軒並み反発。円安や上海ゴムの強地合いを背景に買いが先行する展開となっている。今日のゴムRSS先限は、反発となっている。前日の上海夜間が地合いを引き締めたうえ、日中取引に入っても、上げ幅を広げる展開となっているうえ、ドル円も円安方向に振れたことが好感された。しかし、午後に入ると円高に動いたせいか、上げ幅を削る展開。先限は172.0円を挟んだ攻防。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22650円(前日比+500円)東京コーンは期近3月限を除き続伸。シカゴ安となったが、円安、商品高を背景に修正高を継続。午前10時前に期先2本が上げ幅を拡大し、22700円台まで値を飛ばした。シカゴ夜間取引が小幅高で期先は400円超の上げ幅を維持。場中、円相場が1ドル=110円台後半に反発したが、特に弱材料視されず。午後に入っても上昇基調は変わらず。本日は終始高値圏でしっかりした印象。


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