朝刊:2018/01/11

米長期金利の上昇を嫌気しIT/ハイテク株が売られNYダウ、ナスダック指数共に小反落

NY為替
10日のNY為替市場では中国が米国債購入の減額又は停止を勧告したとの報道を受けドル売りが加速し、ドル円は一時112円20銭台まで下落した。その後米財務省が実施した米10年債の入札結果が好調だったことや米株の下落が限定的となったことからドル安が一服しドル円はやや持ち直した。ドル円相場は前日東京終値よりの1円程度円高ドル安の1ドル=111円40銭台で取引を終えた。
NYダウ
10日のNY株式市場では前日に主要3指数が揃って史上最高値を更新し目先高値警戒感が高まる中、中国が米国債購入の減額又は停止を検討との報道で米長期債利回りが上昇したことが嫌気されIT/ハイテク株が利益確定売りで軟調となった他高配当利回りで買われやすい不動産株や公益事業株が売られ相場の重荷となった。一方で長期金利の上昇で利ざや拡大期待から金融株が買われ相場を下支えした。NYダウは前日比16ドル67セント安の25369ドル13セントと小反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し7153.57(-10.01)。
NY貴金属
金2月限は1319.3ドル(前日比+5.6)。白金4月限は978.8ドル(前日比+6.5)。金は反発した。米長期金利の上昇は圧迫材料とされたもののドル安による金の割安感に注目する買いが優勢となった。プラチナは反発した。ドル安と金の反発が支援材料となった。
NY原油
原油2月限は63.57(前日比+0.61)。NY原油は続伸した。APIが9日のNY引け後に発表した週間在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことやEIAが10日に発表した週報で原油在庫が8週連続で減少したことを手掛かりに需給の引き締まりを期待した買いが膨らんだ。ヒーティングオイルは続伸し、ガソリンは3日ぶりの反落。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は349.00セント(前日比変わらず)。大豆3月限は955.00(前日比-8.75)。コーンは前日比横ばい、大豆は続落した。大豆はアルゼンチン産地の低温・降雨観測で作柄が改善するとの見方や12日発表の1月の需給報告で南米の生産量と米国の在庫が上方修正されるのではとの見通しが弱材料となった。コーンは手掛かり材料に欠ける中、12日の需給発表前の持ち高調整の動きが中心となり売り買いが交錯した。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米12月輸入物価指数(前月比)+0.1%(予想+0.4% 前回+0.8%)
24:00米11月卸売在庫(前月比)+0.8%(予想+0.7% 前回-0.5%)

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