朝刊:2018/01/12

好調な世界経済と原油高を背景に業績拡大への期待が膨らみ3指数揃って史上最高値更新

NY為替
この日発表された米12月卸売物価指数が予想を下回ったことや新規失業保険申請件数の増加を受け発表後にドルを売る動きが強まった。その後米財務省が実施した米30年債の入札結果が好調だったことから米10年債利回りが低下し更にドル売りが加速ドル円は一時112円前半まで下落した。その後ドル円はやや持ち直したものの11日のNY為替市場でのドル円相場は前日東京終値よりの50銭ほど円高ドル安の1ドル=111円20銭台で取引を終えた。
NYダウ
11日のNY株式市場では好調な世界経済を背景に今週から始まる2017年10-12月決算発表への期待や原油高を中心とした商品市況の堅調を受け資源株や景気敏感株など幅広い銘柄が買われ相場を押し上げた。又、米長期金利の低下からIT関連株の一角にも買戻しを誘った。NYダウは前日比205ドル60セント高の25574ドル73セントと大幅反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し7211.78(+58.21)と揃って史上最高値を更新した。
NY貴金属
金2月限は1322.5ドル(前日比+3.2)。白金4月限は990.8ドル(前日比+12.0)。金は続伸した。ドル安を受けドル建てで取引される金の割安感の台頭で買われた。プラチナは大幅続伸した。ドル安ユーロ高と株高が支援材料となった。
NY原油
原油2月限は63.80(前日比+0.23)。NY原油は続伸した。UAEのエネルギー相が米TVのインタビューで産油国による協調減産を期限切れとなる18年末以降も続ける可能性に言及したことで将来的に供給過剰感の緩みを期待した買いが入った他週内にもトランプ大統領がイランの経済制裁再開の是非を決断するとの見方から思惑的な買いを誘った。ヒーティングオイルは3日ぶりの反落、ガソリンは反発。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は348.75セント(前日比-0.25)。大豆3月限は950.00(前日比-5.00)。コーンは小反落、大豆は続落した。大豆はブラジルが今年度の大豆生産量予測を前月より引き上げたことや大豆の輸出成約累計が前年同期を下回ったことが嫌気された。コーンは12日の需給発表待ちで引き続き様子見ムードが強く小動きとなった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米12月卸売物価指数・PPI(前月比)-0.1%(予想+0.2% 前回+0.4%)
22:30米12月卸売物価指数・PPIコア(前月比)-0.1%(予想+0.2% 前回+0.3%)
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)26.1万件(予想24.5万件 前回25.0万件)

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