朝刊:2018/01/19

上昇ピッチの速さへの警戒や米政府機関一時閉鎖の懸念でNYダウ、ナスダック指数共に反落

NY為替
この日発表された米12月住宅着工件数や米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの経済指標が予想を下回る弱い内容だったことや19日に期限切れを迎える米暫定予算案の議会での可決が不透明となり米政府機関の一時閉鎖への警戒からドル売りが強まりドル円は110円70銭台まで下落した。午後になって米下院で暫定予算案を可決するのに十分な賛成票を確保したとの一部報道でドルが買い戻されドル円は111円前半へ持ち直した。その後もドル円の上値が重く18日のNY為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=111円前半で取引を終えた。
NYダウ
18日のNY株式市場では前日に主要3指数が揃って過去最高値を更新したことを受け相場の上昇ピッチの速さへの警戒や米政府機関閉鎖への懸念でこの日は全般的に利益確定売りが優勢となった。米長期金利の上昇を受け配当利回り狙いで買われやすい不動産株や公共事業関連株などの下げが目立った。NYダウ平均株価は前日比97ドル84セント安の26017ドル81セント反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も7296.05(-2.23)と反落した。
NY貴金属
金2月限は1327.2ドル(前日比-12.0)。白金4月限は1007.2ドル(前日比-3.7)金とプラチナは6日ぶりに反落した。金は新規材料に乏しい中、米債利回りの上昇とユーロ安が圧迫要因となり利益確定売りが優勢となった。プラチナはユーロ安と他の貴金属相場の下落が重石となった。
NY原油
原油2月限は63.95(前日比-0.02)。NY原油は小反落した。18日にOPECが発表した月報で協調減産の対象外となっているナイジェリアの増産の影響から昨年12月のOPEC加盟国の生産量が3ヶ月ぶりに増加したことが嫌気された一方でEIAが発表した週報で原油在庫が9週連続で減少したことが下支えとなり売り買い交錯し下げ幅は限定的だった。ヒーティングオイルは反落し、ガソリンは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は351.50セント(前日比-1.50)。大豆3月限は973.00(前日比+4.25)。大豆は続伸、コーンは反落した。大豆はアルゼンチン産地の高温乾燥による作柄悪化懸念や大豆粕相場の上昇を手掛かりに買われた。コーンは米国産コーンの在庫の多さを嫌気した売りやこのところの相場の上昇で生産者からの売りが散見され上値が抑えられた。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30新規失業保険申請件数(前週分)22.0万件(予想25.0万件 前回26.1万件)
22:30米12月建設許可件数(前月比)-0.1%(予想-1.0% 前回-1.0%)
22:30米12月住宅着工件数(前月比)-8.2%(予想-1.7% 前回+3.0%)
22:30米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数22.2(予想24.0 前回27.9)
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