朝刊:2018/01/22

好調な米企業の10-12月期決算発表を背景に買いが継続しNYダウ、ナスダック指数共に反発

NY為替
19日に期限切れとなる米連邦政府の暫定予算案が18日に米下院で可決されたものの与野党の議席数が拮抗する米上院での可決が難航するとの見方が強まり政府機関の一部閉鎖となる可能性が強まったことからトランプ大統領の政権運営への不透明感の高まりやこの日発表された米1月ミシガン大学消費者態度指数が事前予想を下回ったことなどを受けスク回避の円買いドル売りが進みドル円は一時110円台半ばまで軟化した。一方で米国の物価上昇期待を背景に米10年債利回りが3年半ぶりの高値水準まで上昇し日米金利差拡大観測からドルが下げ止まりドル円は取引終了間際にかけ110円80銭近辺まで値を戻した。19日のNY為替市場でドル円相場は前日比20銭ほど円高ドル安の1ドル=110円80銭前後で取引を終えた。
NYダウ
米10-12月期決算発表が本格化し好決算を発表した企業が相次ぐ中、企業業績の改善を好感した買いが継続したことや米長期債利回りの上昇から金融株が堅調に推移し相場を押し上げた一方決算内容が嫌気されたIBMやアメリカン・エキスプレスなどが下落し相場の重石となった。19日のNY株式市場でNYダウは前日比53ドル91セント高の26071ドル72セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は、7336.38(+40.33)と反発し最高値を更新した。
NY貴金属
金2月限は1333.1ドル(前日比+5.9)。白金4月限は1020.1ドル(前日比+12.9)金とプラチナは反発した。米連邦政府の暫定予算案の上院での可決が難航するとの見方が強まり政府機関の一部閉鎖への警戒感の高まりや弱気の経済指標の発表を受けドル安が進んだことからリスク回避目的での金への買いが優勢となった。プラチナはドル安ユーロ高と金の反発で買われた。
NY原油
原油2月限は63.37(前日比-0.58)。NY原油は続落した。国際エネルギー機関(IEA)が19日に発表した月報で米国やOPEC非加盟国の増産で原油需給の改善見通しが後退する可能性を指摘したことが嫌気された。ヒーティングオイルは3日続落し、ガソリンは3日ぶりに反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は352.50セント(前日比+1.00)。大豆3月限は977.25(前日比+4.25)。大豆は5日続伸し、コーンは小幅反発した。大豆はアルゼンチン産地の降雨不足が懸念されたことや米農務省が公表した週間輸出成約高で大豆ミールの輸出が好調だったことを手掛かりに買われた。コーンは米農務省発表の週間輸出成約高が市場予想を大きく上回ったことが好感された。
今日のニュース
主な経済指標結果
24:00米1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値94.4(予想97.0 前回95.9)

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