朝刊:2018/01/31

世界的な株安や米長期金利の上昇で投資家のリスク回避姿勢が強まりNYダウ、ナスダック指数は共に大幅続落

NY為替
東京時間で円高ドル安となった流れを引継ぎNY時間に入ってもややドル安に傾く場面はあったもののこの日発表された米1月消費者信頼感指数が予想を上回ったことやムニューシン米財務長官が上院議会証言で「長期的な国益に叶うドル高を断然支持する」と発言したとの一部報道が伝わりドル売りの流れが一服した。又、米長期債利回りが上昇したこともドル買いをサポートした。30日のNY為替市場では前日比10銭ほど円高ドル安の1ドル=108円80銭前後で取引を終えた。
NYダウ
30日のNY株式市場では世界的な株安の流れが継続したことや米長期金利の上昇などで投資家心理が悪化しリスク回避姿勢の高まりを受け利益確定売りが加速した。他業種からのヘルスケア事業の参入により競争激化への懸念から医療保険関連銘柄が軒並み下落したほか原油安を嫌気しエネルギー株が売られ指数を押し下げNYダウは前日比362ドル59セント安の26076ドル89セントと大幅続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続落し7402.48(-64.03)。
NY貴金属
金4月限は1340.0ドル(前日比-5.1)。白金4月限は1001.8ドル(前日比-10.9)金とプラチナは3日続落した。ドル安が一服したことや米長期金利の上昇などでFOMCの結果発表などの重要イベントを前に持ち高調整の売りが優勢となった。
NY原油
原油3月限は64.50(前日比-1.06)。NY原油は大幅続落した。株式相場の急落などでリスク商品が軒並み下落したことを受け原油先物市場でも利益確定売りが急がれたことや31日発表される週間の米石油在庫統計で原油在庫が今年に入って初めて増加すると予想されシェールオイルの増産を背景に需給悪化を警戒した売りが相場の重石となった。原油安を受けヒーティングオイルとガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は361.50セント(前日比+2.75)。大豆3月限は1000.25(前日比+8.75)。大豆とコーンは共に続伸した。大豆とコーンはアルゼンチン産地の高温乾燥気候に対する懸念やドル安が買い手掛かり材料となった他ファンドの売り持ち解消の買い戻しが入った。又、小麦相場の堅調も支援材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米11月ケース・シラー住宅価格指数(前年同期比)+6.4%(予想+6.3% 前回+6.3%)
24:00米1月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)125.4(予想123.0 前回123.1)
※米連邦公開市場委員会(FOMC)1/30~1/31

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