朝刊:2018/02/15

ITハイテク株や金融株などへの買い戻しでNYダウ、ナスダック指数共に4日続伸

NY為替
この日発表された米1月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る大幅な伸びとなったことを受け債券が売られ米10年債利回りが2.9%台へ上昇したことから一時ドル買いが強まりドル円は107円台半ばまで上昇した。その後インフレや長期金利の上昇が景気回復に悪影響を及ぼすとの見方から再びドルが売られドル円は107円台を割り込み106円70銭前後まで軟化した後107円前後でのもみ合いとなった。14日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より80銭ほど円高ドル安の1ドル=107円ちょうど近辺で取引を終えた。
NYダウ
この日発表された米1月消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に上回ったことで債券が売られ米10年債利回りが2.9%台へ上昇したことからインフレ懸念の強まり売り優勢で始まり朝方NYダウは反落して始まった。ただ、CPIと同時発表の米1月小売売上高が前月比プラス予想に反しマイナスとなり弱い内容だったことからインフレ懸念がやや後退したことやVIX指数の低下で売り一巡後はITハイテク株や金融株に買戻しや押し目買いが入りNYダウは上昇に転じたあと上げ幅を拡大した。14日のNY株式市場ではNYダウは前日比253ドル04セント高の24893ドル49セントと4日続伸して取引を終了した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も7143.62(+130.11)と大幅に4日続伸した。
NY貴金属
金4月限は1358.0ドル(前日比+27.6)。白金4月限は999.1ドル(前日比+23.4)金とプラチナは大幅に3日続伸した。ドル安が支援材料となり買い戻し中心に買いが優勢となった。プラチナはドル安に加えや金の堅調や株高を好感した買いが入った。
NY原油
原油3月限は60.60(前日比+1.41)。NY原油は大幅反発した。14日にEIAが発表した石油在庫統計で前週末の原油在庫は増加したものの市場予想を大幅に下回ったことやサウジアラビアのファリハ・エネルギー相が国営石油会社サウジアラムコの3月の産油量を2月から減らす方針を示したことが買い材料視された。又、ドル安による割安感の台頭で値ごろ感からの買いを誘った。ヒーティングオイルは9日ぶりに反発し、ガソリンは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は367.25セント(前日比+0.50)。大豆3月限は1017.25(前日比+5.50)大豆は3日続伸し、コーンは小反発した。大豆はアルゼンチン産地の乾燥気候の深刻化への懸念や大豆粕の続伸が引き続き買い材料となった。コーンは材料難の中、小麦の続落は重石となったものの大豆の続伸に追随した。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)+2.1%(予想+1.9% 前回+2.1%)
22:30米1月消費者物価指数(CPI)(前月比)+0.5%(予想+0.3% 前回+0.2%)
22:30米1月小売売上高(前月比)-0.3%(予想+0.2% 前回+0.0%)
22:30米1月小売売上高(除自動車)(前月比)0.0%(予想+0.5% 前回+0.1%)
22:30米1月消費者物価指数・CPIコア指数+0.3%(予想+0.2% 前回+0.2%)

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