朝刊:2018/02/16

世界的な株安の流れが一服し投資家心理の改善を受けNYダウ、ナスダック指数共に5日続伸

NY為替
この日発表された米経済指標は強弱まちまちの結果となり為替市場への影響は限定的となった。米長期金利が高止まりする中、今日の米株式相場は一時マイナスに転じる場面もあったが終盤にかけ上昇に転じ続伸したもののドルを買う動きとはならなかった。一方で麻生財務相発言が引き続き尾を引き円買いにつながった面もあった。又、米国の財政赤字拡大への懸念や日本企業のレパトリ絡みのドル売り円買い観測などで円高圧力が強まりドル円は106円台割れを試す動きとなった。15日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より90銭ほど円高ドル安の1ドル=106円10銭前後で取引を終えた。
NYダウ
15日のNY株式市場ではアジア、欧州株式の上昇を受け世界的な株安の流れが落ち着く兆しを見せたことやVIX指数の低下を受け投資家心理が改善しアップルなど大型の優良株中心に幅広い銘柄が買われた。NYダウは一時マイナスに落ち込む場面もあったものの終盤にかけ買いが加速、2週間ぶりに25000ドルの大台を回復し前日比306ドル88セント高の25200ドル37セントと5日続伸して取引を終了した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も7256.43(+112.82)と大幅に5日続伸した。
NY貴金属
金4月限は1355.3ドル(前日比-2.7)。白金4月限は1001.1ドル(前日比+2.0)金は4日ぶりの反落。ドル安が下支えしたものの3日続伸した後で目先の利益確定売りに押されるかたちとなった。プラチナは4日続伸した。ドル安に加え株高とパラジウムの堅調が支援材料となった。
NY原油
原油3月限は61.34(前日比+0.74)。NY原油は続伸した。ドル安が支援要因となったことや米株高を受け同じリスク商品とされる原油へ投資家のリスク選好姿勢が強まり買いが膨らんだ。ヒーティングオイルとガソリンは原油高を受け続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は367.75セント(前日比+0.50)。大豆3月限は1024.25(前日比+7.00)大豆は4日続伸した。大豆はアルゼンチン産地の乾燥気候の継続見通しや大豆粕相場の上伸が手掛かり材料となった。コーンは小幅に続伸した。アルゼンチン産地の乾燥懸念に加えUSDA発表の週間輸出成約高が強気の数字となったことが好感された。又、小麦の続伸も支援材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米1月卸売物価指数(PPI)(前月比)+0.4(予想+0.4% 前回0.0%)
22:30米2月NY連銀製造業景気指数13.1(予想18.0 前回17.7)
22:30米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数25.8(予想21.6 前回22.2)
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.0万件(予想22.8万件 前回22.3万件)
23:15米1月鉱工業生産(前月比)-0.1%(予想+0.2% 前回+0.4%)

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