朝刊:2018/02/22

FOMC議事録要旨公表後にNYダウは乱高下

NY為替
注目されたFOMC議事録要旨の公表後に3月利上げ観測の強まりを受け米10年債利回りが上昇したことからドル買いが加速しドル高円安が進んだ。FOMC議事録では委員が「短期の景気見通しの強まりで、上向きの穏やかな利上げが適切になる可能性が高まった」として利上げペースが加速する可能性があるとの見方で意見が一致したことや複数の委員が「短期的に景気が上振れするリスクがある」と指摘したことなどから利上げペースに関する表現を引き上げることで一致した。それを受け21日のNY為替市場でのドル円相場は前日比40銭程度円安ドル高の1ドル=107円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
21日のNY株式市場では朝方は投資家のリスク選好意欲が再燃し買い先行で始まりFOMC議事録公表直後には一時NYダウは300ドル超上昇したがその後米10年債利回りが一段高となりドル高が進むにつれ金利上昇懸念から投資家心理が後退したことを受け戻り売り圧力が強まりNYダウは失速し下落に転じた。NYダウは終盤にかけ乱高下する動きとなり結局前日比166ドル97セント安の24797ドル78セントと続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は7218.23(-16.08)と小幅続落した。
NY貴金属
金4月限は1332.1ドル(前日比+0.9)。白金4月限は996.6ドル(前日比-7.4)金は小幅に反発した。米財政赤字拡大への懸念で押し目買いが入り底堅く推移した。一方でFOMC議事録公表後にドル高ユーロ安が進んだことから戻りを売られ上げ幅を縮小した。プラチナは続落した。FOMC議事録公表後のドル高ユーロ安や株安が圧迫要因となった。
NY原油
原油4月限は61.68(前日比-0.11)。NY原油は小幅に反落した。ドル高に圧迫されたことや22日発表の米週間石油在庫統計で石油在庫が4週連続で増加するとの見方が強まり売りが優勢となった。ヒーティングオイルは5日続伸、ガソリンは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は365.75セント(前日比+0.25)。大豆3月限は1034.25(前日比+7.75)大豆は続伸した。大豆は引き続きアルゼンチン産地の乾燥懸念による減産見通しを手掛かりに買われた。コーンは小反発した。小麦安は圧迫材料となったもののアルゼンチンの乾燥懸念や大豆の堅調が下支えした。
今日のニュース
主な経済指標結果
24:00米1月中古住宅販売件数(前月比)-3.2%(予想+0.5% 前回-2.8%)
28:00米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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