朝刊:2018/02/26

米10年債利回りの上昇一服やVIX指数の低下を受け投資家心理が改善しNYダウが大幅続伸

NY為替
23日のNY為替市場のドル円相場は米10年債利回りの低下を受け日米金利差縮小観測からドルが売られドル円は一時106円台半ばへ軟化した。その後米債利回りの低下が一服し米株式相場が取引終盤に一段高となったことを受けドル円は下げ渋り前日比20銭程円安ドル高の1ドル=106円90銭前後で取引を終えた。来週は27日と1日にパウエル新FRB議長の議会証言が予定されており年内の利上げスピードが加速するかどうかなどFRBの今後の金融政策の方向性を判断する上でもその発言内容に注目が集まりそうだ。
NYダウ
23日のNY株式市場では米10年債利回りの上昇一服やVIX指数の低下を受け投資家心理が改善しエネルギー関連やITハイテク株中心に買われ株価は取引終盤にかけ一段高した。FRBが年2回議会に提出する金融政策報告書でインフレ圧力や賃金上昇に対してそれほど強い警戒感が示されなかったことで利上げペースが速まらないとの見方が広がり買い安心感につながった。NYダウは前日比347ドル51セント高の25309ドル99セントと大幅に続伸し一週間ぶりに25000ドル台を回復した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は5日ぶりに大幅反発し、7337.39(+127.31)。
NY貴金属
金4月限は1330.3ドル(前日比-2.4)。白金4月限は998.8ドル(前日比-0.6)金は3日ぶりに反落した。円やユーロなど主要通貨に対しドル安が一服したことや米株高を受けリスク回避姿勢が後退したことで金への資金流入が細るとの見方から売りが優勢となった。プラチナはドル高ユーロ安に圧迫され小反落した。
NY原油
原油4月限は63.55(前日比+0.78)。NY原油は続伸した。22日のAPIとIEAの米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し減少したことが引き続き手掛かり材料となったことやこの日リビアの油田の稼働停止が報じられたことと協調減産効果で石油市場が需給改善へ向かうとのサウジアラビアのエネルギー相の強気発言などが相場の上昇を後押しした。原油高を受けヒーティングオイルとガソリンは共に続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は366.25セント(前日比-0.50)。大豆3月限は1036.25(前日比+4.25)大豆は反発し、コーンは小反落した。大豆は引き続きアルゼンチン産地でさらなる高温乾燥が続くとの見方から干ばつによる減産懸念を背景に買い直された。又、USDAが仕向け地不明の大口輸出成約を明らかにしたことも支援材料となった。コーンは手掛かり材料難で売り買い交錯し前日終値を挟んで小幅なもみ合いとなった。
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