朝刊:2018/02/28

パウエルFRB議長の発言をきっかけに売りが加速しNYダウ、ナスダック指数共に大幅反落

NY為替
この日発表された米2月消費者信頼感指数が事前予想を大幅に上回り17年ぶりの高水準に達したことやパウエルFRB議長がこの日行なわれた米下院の議会証言で米経済に楽観的な見方を示し、「さらなる利上げは最善」と発言、市場ではタカ派的と捉えられ、速やかな利上げ観測が強まり年4回の利上げの確立が24.4%から35%に上昇したことを受け米債券利回りが急上昇した。それを受けドル買いが一段と加速しドル円は107円台後半へ上昇した。27日のNY為替市場のドル円相場は前日比40銭ほど円安ドル高の1ドル=107円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
27日のNY株式市場ではこの日行なわれたパウエルFRB議長の下院での議会証言で米景気とインフレに対し強気な見方を示し利上げに前向きな発言をしたことから「タカ派」的と捉えられ、FRBは利上げスピードを速めるとの観測が高まりそれをきっかけに米債券利回りが急上昇し株式相場を圧迫した。又、このところの株価の大幅上昇で利益確定売りが出易かった面もあり売りが一段と加速しNYダウは引けにかけて下げ幅を拡大し、前日比299ドル24セント安の25410ドル03セントと4日ぶりに大幅反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、7330.36(-91.11)。
NY貴金属
金4月限は1318.6ドル(前日比-14.2)。白金4月限は984.6ドル(前日比-17.2)金は反落した。パウエルFRB議長の議会証言を受けドル高が進んだことでドル建ての金の割高感が意識されたことや金利上昇懸念で金利の付かない金からの資金流出への警戒で売りが加速した。プラチナも反落した。ドル高ユーロ安や株安が圧迫要因となった。
NY原油
原油4月限は63.01(前日比-0.90)。NY原油は4日ぶりに反落した。ドル高による割高感の強まりや株安で投資家心理が悪化し同じリスク商品の原油の売りを誘った。又、APIとEIAの週間石油在庫統計の発表を前に利益確定を急ぐ向きからの売り圧力で地合いを緩めた。原油安に連動しヒーティングオイルとガソリンは共に反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は370.50セント(前日比+2.00)。大豆3月限は1038.00(前日比+3.75)大豆は反発し、コーンは続伸した。大豆は引き続きアルゼンチンの乾燥気候が警戒され買われた。コーンは小麦の続伸とこの日USDAが明らかにした仕向け地不明の大口輸出成約が支援材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米1月耐久財受注(前月比)-3.7%(予想-2.0% 前回+2.6%)
23:00米12月ケース・シラー住宅価格指数(前年同月比)+6.3%(予想+6.4% 前回+6.4%)
24:00米2月リッチモンド連銀製造業指数28(予想15 前回14)
24:00米2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)130.8(予想126.5 前回124.3)
24:00米パウエルFRB議長、発言

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