朝刊:2018/03/01

月末要因や戻りの鈍さを嫌気した売りに押されNYダウ、ナスダック指数共に大幅続落

NY為替
東京時間で日銀による超長期国債買い入れオペの減額や株安を受け円高ドル安が進んだ流れを引き摺る中、この日発表された米2月シカゴ購買部協会景気指数や米1月住宅販売保留指数などの経済指標が事前予想を下回ったことで米10年債利回りが低下したことに伴い円買いドル売りが優勢となった。又、米株式市場が連日の大幅安となったことでリスク回避の円買いドル売りも重なりドル円は一時106円台半ばへ急落した。28日のNY為替市場のドル円相場は前日比70銭ほど円高ドル安の1ドル=106円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
28日のNY株式市場では朝方は前日の大幅安の反動で買戻しが優勢となりNYダウは反発して始まった。その後月末ということもあって利益確定売りが出易かったことや原油安からエネルギー株が軟調となり相場の重石となったことなどからNYダウは次第に上げ幅を縮小し下落に転じた。取引終盤にかけては戻りの鈍さを嫌った売りなどに押され一段安しNYダウは前日比380ドル83セント安の25029ドル20セントと大幅続落、本日の安値で引けた。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続落し、7273.01(-57.35)。
NY貴金属
金4月限は1317.9ドル(前日比-0.7)。白金4月限は988.1ドル(前日比+3.5)金は小幅に続落した。パウエルFRB議長の議会証言をきっかけとしたユーロ安ドル高が引き続き圧迫要因となった一方で前日の下げの反動から買戻しや押し目買いが入り下値は限定的だった。プラチナは反発した。金の押し目が買われたことやドル高一服が下支えとなった。
NY原油
原油4月限は61.64(前日比-1.37)。NY原油は大幅続落した。この日EIAが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に増加したことが嫌気されたことに加え米国の生産量のさらなる増産で需給改善期待が後退し手仕舞い売りが膨らんだ。原油安に連動しヒーティングオイルとガソリンは共に続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は374.50セント(前日比+4.00)。大豆3月限は1045.00(前日比+7.00)大豆とコーンは共に続伸した。大豆はアルゼンチン産地ではこれからの一週間にまとまった雨は期待できないとの予測が発表されさらなる乾燥懸念の高まりを受け買いが優勢となった。コーンは小麦の大幅続伸に連れ高となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米10-12期GDP・改定値(前期比年率)+2.5%(予想+2.5% 前回+2.6%)
23:45米2月シカゴ購買部協会景気指数61.9(予想64.1 前回65.7)
24:00米1月住宅販売保留指数(前月比)-4.7%(予想+0.5% 前回+0.5%)

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