朝刊:2018/03/13

貿易摩擦の懸念からNYダウは反落した一方でITハイテク株買われナスダック指数は連日の最高値更新

NY為替
先週末の米雇用統計の発表を受けドル高円安となった流れが一服し12日のNY為替市場では森友問題や米国の保護主義的な貿易政策への懸念が燻る中、ドル円の上値が抑えられた。そんな中米10年債利回りの低下を受けドルが売られドル円は106円30銭台を付けた。その後は13日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見ムードが広がりドル円は106円前半の小幅なレンジ内での小動きとなった。ドル円相場は前週末比40銭程円高ドル安の1ドル=106円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
米国の鉄鋼、アルミへの輸入制限に対しEUが23日に輸入制限が発動されればEU 側も報復関税などの対抗措置の検討も辞さない構えを見せるなど米国とEU双方とも強気の姿勢を崩しておらず貿易摩擦への懸念が依然として燻る中、産業株や航空機株などの資本財関連株が売られ相場を押し下げた。一方で米10年債利回りの低下を受けアップルなどITハイテク株が買われ相場を下支えした。12日のNY株式市場ではNYダウは前日比157ドル13セント安の25178ドル61セントと反落した。一方でハイテク銘柄中心のナスダック指数は7日続伸し、7588.32(+27.51)と連日の過去最高値となった。
NY貴金属
金4月限は1320.8ドル(前日比-3.2)。白金4月限は962.9ドル(前日比-1.3)金は反落した。朝方は日欧の株高を受けリスク選好の動きから安全資産とされる金は売り先行で始まった。その後米株式が下落に転じドル安が進むと金は下げ渋りとなり下げ幅を縮小した。プラチナは金の軟調から弱含みとなったもののドル安を受け下げが一服した。
NY原油
原油4月限は61.36(前日比-0.68)。NY原油は反落した。イランの石油相が米紙とのインタビューでOPECは原油相場を60ドル前後で安定させることが望ましいと述べたことや6月のOPEC総会で協調減産を来年に緩和することで合意する可能性を示唆したことや米国のシェール・オイル増産などで今後石油需給が緩和に向かうとの見方から売りが膨らんだ。ガソリンとヒーティングオイルは共に反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は390.75セント(前日比+0.25)。大豆5月限は1041.00(前日比+1.75)大豆とコーンは小幅に反発した。大豆はアルゼンチン産地の降雨予測を手掛かりに売り先行で始まったあと前週末の大幅安の反動から修正高狙いの買いが入り小幅高となった。コーンは小麦、大豆の反発や強気の輸出検証高が支援材料となった。
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