朝刊:2018/03/19

強気の米経済指標を受け米景気の底堅さが好感されNYダウは続伸、ナスダック指数は4日ぶりの反発

NY為替
日米の政治の不透明感によって日欧為替市場で円高ドル安の流れが継続する中NY時間に入りこの日発表された米3月鉱工業生産指数やミシガン大学消費者態度指数などの経済指標が市場予想を上回り強い数値となった。それを受け米債利回りが上昇し株高、原油高となったことからリスク回避の円買いが一服しドル円は106円台を回復した。一方でトランプ大統領が政権の中枢メンバーを相次ぎ解任したことやロシア疑惑でトランプ企業が捜査の対象となるなどトランプ政治の先行き不透明感でドル円の上値は重かった。16日のNY為替市場ではドル円相場は東京終値より20銭程円安ドル高の1ドル=106円05銭前後で取引を終えた。
NYダウ
この日発表された米鉱工業生産指数やミシガン大学消費者態度数などの経済指標が市場予想を上回り強い数値となったことを受け米景気の底堅さが示されそれを好感した買いが入った。又、週前半に大きく下げた反動から短期的な戻りを期待した買いや20・21日のFOMCを控え持ち高調整の買いが入った模様。16日のNY株式市場ではNYダウは前日比72ドル85セント高の24946ドル51セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は4日ぶりに小反発し、7481.99(+0.25)。
NY貴金属
金4月限は1312.3ドル(前日比-5.5)。白金4月限は950.2ドル(前日比-6.7)金は3日続落した。この日発表された米経済指標が良好な結果となりドル高が進んだことや米長期債利回りの上昇が圧迫材料となった。又、来週開催されるFOMCで米利上げがほぼ確実視され利上げ前の持ち高調整の売りが優勢となった。一方で日米政治リスクを警戒した買いが下支えとなり下げは限定的となった。プラチナもドル高と金の軟調が重石となり3日続落した。
NY原油
原油4月限は62.34(前日比+1.15)NY原油は3日続伸した。この日発表された米経済指標が強い数字だったことから米景気の底堅さが示され原油需要の増加を見込んだ買いが優勢となった。又、株高が好感されたことや20日に予定されているトランプ大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子との会談の協議の行方が警戒されイランを巡る中東情勢緊迫化を懸念した買いも入ったようだ。ガソリンは3日続伸しヒーティングオイルは4日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は382.75セント(前日比-4.00)。大豆5月限は1049.50(前日比+8.75)大豆は続伸し、コーンは3日続落した。大豆はアルゼンチン産地の減産見通しや好調な輸出成約を背景にファンド筋からの買いや押し目買いを誘った。コーンは小麦の急落につれ安となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米2月住宅着工件数(前月比)-7.0%(予想-2.7% 前回+10.1%)
21:30米2月建設許可件数(前月比)-5.7%(予想-4.1% 前回+5.9%)
22:15米2月鉱工業生産(前月比)+1.1%(予想+0.3% 前回-0.3%)
23:00米3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値102.0(予想99.3 前回99.7)

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