朝刊:2018/03/22

FRBの利上げ継続見通しを受けハイテク株売られNYダウ、ナスダック指数共に反落

NY為替
序盤はFOMC終了後のパウエルFRB議長の記者会見を控え見送り気分が強くドル円は106円台前半での小動きで推移していたが午後に入りFOMC終了直後にドル買いが強まりドル円は一時106円60銭台へ上昇した。その後パウエルFRB議長が会見で金利見通しについて中立的な姿勢を示したことからFRBの利上げは年3回で変化は無く金利上昇のペースは加速しないとの見方が広がりそれを受けドル売りが強まりドル円は105円90銭近辺まで軟化した。21日のNY為替市場ではドル円相場は前日NY終値より50銭程円高ドル安の1ドル=106円近辺で取引を終えた。
NYダウ
FOMC終了後のパウエルFRB議長の記者会見で金利見通しについて中立的な姿勢を示したことで利上げが年3回に据え置かれFRBの利上げペースが加速しないとの見方から一時買いが優勢となりNYダウは250㌦前後上昇した。その後FRBの利上げ継続が意識され金利上昇がマイナス要因と捉えられ易いハイテク株や不動産株などが売られNYダウは伸び悩みマイナスに転じた。アップル1銘柄でダウを27ドルあまり押し下げた。21日のNY株式市場ではNYダウは前日比44ドル96セント安の24682ドル31セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、7345.29(-19.02)。
NY貴金属
金4月限は1321.5ドル(前日比+9.6)。白金4月限は950.6ドル(前日比+5.6)金は反発した。FOMC終了後にパウエルFRB議長が記者会見で金利見通しに中立的な姿勢を示したことでFRBの利上げペースは加速しないとの見方が広がり金利の付かない金にはプラスと捉えられ買いが加速した。又、ドル安も支援材料となった。プラチナもドル安や金の上昇が好感された。
NY原油
原油5月限は65.17(前日比+1.63)NY原油は大幅に続伸した。この日発表されたEIAやAPIの週間石油在庫統計で原油在庫が事前予想に反し減少したことが好感された。又、トランプ大統領とサウジアラビアのムハマンド皇太子が会談でイランへの強硬姿勢を示したことで中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりを警戒した買いが入った。ガソリンとヒーティングオイルなどの石油製品の在庫も予想に反し減少し、それを好感した買いが入った。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は375.00セント(前日比+0.50)。大豆5月限は1029.75(前日比+1.50)大豆は小幅続伸し、コーンは小反発した。大豆は週初にファンドの売りで急落した反動から修正高期待の買戻しが入ったことや中国の輸入量増加見通しに期待する買いが入った。コーンはUSDAが発表した韓国向け大口輸出成約が好感された。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米2月中古住宅販売件数(前月比)+3.0%(予想+0.4% 前回-3.2%)
27:30米パウエルFRB議長記者会見

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。