朝刊:2018/03/27

米中貿易戦争激化への懸念が後退したことを受け投資家心理が改善しNYダウ、ナスダック指数共に急反発

NY為替
25日にWJ紙電子版で米中が通商問題の解決に向けて水面下で協議を開始したと報じられたことを受け米中貿易摩擦への懸念の後退で米株式相場が急反発したことからリスク回避目的で買われた円の売り圧力が強まり円安ドル高が進んだ。又、金朝鮮労働党委員長が中国を電撃訪問とのニュースも円売りドル買いに拍車をかけ26日のNY為替市場ではドル円相場は前日終値より60銭程円安ドル高の1ドル=105円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
26日のNY株式市場ではムニューシン米財務長官が米メディアとのインタビューでトランプ政権が輸入制限措置を発動した中国との間で「とても建設的な対話を進めている」などと発言したことを受け米中貿易戦争激化への懸念が和らぎ投資家心理が改善したことからIT/ハイテク関連株や金融株など幅広く買われNYダウは600ドル超上昇、リーマンショック直後の2008年10月28日以来9年5ヶ月ぶりの大きな上げ幅となった。NYダウは前日比669ドル40セント高の24202ドル60セントと急反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も大幅反発し、7220.54(+227.88)。
NY貴金属
金4月限は1355.0ドル(前日比+5.1)。白金4月限は950.4ドル(前日比+2.0)金は4日続伸した。英国で起きたロシア元情報部員暗殺未遂事件に絡み米国とEU各国が100人超の同国外交官の国外退去を命じたことを受けロシアと米、EUとの緊張が強まることへの懸念から金への買いを誘った。プラチナは反発した。ドル安ユーロ高や株高が好感された。
NY原油
原油5月限は65.55(前日比-0.33)NY原油は反落した。前週末の急反発を受け目先高値警戒感が台頭し買い方の利益確定売りや持ち高調整売りが優勢となった。一方でイランを巡る中東情勢への警戒感も燻っており下げ幅は限定的となった。ガソリンとヒーティングオイルも反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は374.00セント(前日比-3.25)。大豆5月限は1025.50(前日-2.75)大豆は続落し、コーンは反落した。大豆は米中貿易摩擦の懸念が後退したことや29日の作付け意向調査の結果を見極めたいとの思惑などから持ち高調整の売りが優勢となった。コーンは弱気な輸出検証高や小麦安を嫌気した売りに下押された。
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