朝刊:2018/03/30

フェイスブックやアマゾンなど主力のハイテク株が買われNYダウ、ナスダック指数共に大幅反発

NY為替
この日発表された米3月ミシガン大学消費者態度指数やシカゴ購買部協会景気指数が予想外に低下したことや米10年債利回りの低下を受けドル売りが優勢となった。一方で米株式相場が大幅に反発したことでリスク選好の円売りが強まったことや月末、期末に絡んだ実需のドル買い需要などでドル円の下値は限定的だった。29日のNY為替市場でのドル円相場は前日終値より40銭ほど円高ドル安の1ドル=106円40銭台で取引を終えた。
NYダウ
29日のNY株式市場では下落が続いていたフェイスブックやアマゾン・ドット・コムなどの主力のハイテク株が買われたことで投資家心理が改善し幅広い銘柄にも買いが広がり相場全体を押し上げた。又、週間の新規失業保険申請件数が45年ぶりの水準まで減少したことで良好な雇用情勢が確認され米景気回復の継続を期待した買いもあった。その他に期末と明日からの3連休を控え売り方の持ち高調整の買い戻しも入り相場上昇を後押しした。NYダウは前日比254ドル69セント高の24103ドル11セントと大幅に反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も大幅反発し、7063.45(+114.22)。
NY貴金属
金6月限は1327.3ドル(前日比-2.7)。白金7月限は932.6ドル(前日比-8.2)金は3日続落した。米株式相場の大幅反発で投資家のリスク回避姿勢が後退し安全資産とされる金の売りが優勢となった。又、ドル高ユーロ安が圧迫要因となった。一方でロシアが米国への対抗措置として米外交官60人の国外退去を発表したことから米ロ関係の悪化を懸念した買いも入り下げ幅は限られた。プラチナも続落した。ドル高ユーロ安やパラジウムの大幅安が嫌気された。
NY原油
原油5月限は64.94(前日比+0.56)NY原油は4日ぶりの反発。イラクの石油相が2019年半ばまでの協調減産延長を検討しているとの発言やリグの稼動数が3週間ぶりに減少したことが手掛かり材料とされたことや米株式相場の大幅反発で同じリスク商品の原油にも買いが入った。もっとも明日からの3連休を控え商いは低調だった。ガソリンとヒーティングオイルも反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は387.75セント(前日比+14.25)。大豆5月限は1044.75(前日比+26.75)大豆とコーンは共に大幅反発した。29日に作付け意向面積と四半期在庫が発表され大豆とコーンの作付け意向面積が増加予想だったのに反し減少したことがサプライズとなり買いが加速した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)21.5万件((予想23.0万件 前回22.7万件)
21:30米2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.3%)
22:45米3月シカゴ購買部協会景気指数57.4(予想62.0 前回61.9)
23:00米3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値101.4(予想102.0 前回102.0)

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