朝刊:2018/04/10

金小幅高。白金、パラジウム大幅高。売り込まれた商品に買いが入る。

NY為替
日本時間午前5時現在のドル円は1ドル=106.63円。NY時間の終盤になってドル円は106.60円付近まで下げ幅を拡大。ドル円についてはドル売りの一方で、米株式市場が大幅反発しており、ダウ平均も一時440ドル高まで上昇する中、円売りの動きが相殺した。ロンドン時間には中国が米国への対抗措置として、人民元の切り下げの影響を検討しているといった観測報道も流れ、米中貿易戦争への懸念は根強い。
NYダウ
きょうのNY株式市場は反発。米中貿易戦争への警戒感は根強いものの、市場は意外に楽観的でエスカレートはしないと見ているようだ。中国が対抗措置として人民元切り下げの影響について検討していると一部で報じられていたが、市場からは懐疑的な見方も多く、とりあえず様子見の模様。ダウは前日比46.34ドル高の23979.10ドル。ナスダック総合指数は前日比35.23ポイント高の6950.34ポイント。NY時間の終盤になって戻り売りが強まっており、ダウ平均も伸び悩む展開が見られている。IT・ハイテク株や産業株など幅広く買われ、ダウ平均は一時440ドル高まで上昇した。ただ、終盤になると戻り売りに押され上げをほぼ失っている。
NY貴金属
ニューヨーク金6月限1340.10(前日比+4.0)。白金の中心限月の7月限は939.40(+21.90)。共に続伸。ゴールドは、高寄りしたのち、貿易戦争に対する懸念が後退し、株安が一服したことに上値を抑えられた。立会時間は、ドル安を受けて地合いを引き締めた。時間外取引の高値を突破すると、1341.5ドルまで上昇した。引き続き、トランプ米大統領が貿易摩擦に対する楽観的な見方を示すなか、株高となった。ただドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けてユーロ高に振れると、金は押し目を買われて堅調となった。白金は時間外取引を920.0~926.5ドルのレンジで推移し、前日比5.7ドル高の923.2ドルとなった。白金7月限は、高寄りしたのち、株高を受けて堅調となったが、欧州時間に入ると、金軟調に上値を抑えられた。立会時間は、ドル安や株高、パラジウム急伸を受けて堅調となった。時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って一段高となり、940.5ドルまで上昇した。
NY原油
原油5月限は63.42(前日比+1.36) 米中貿易戦争に関して楽観的な見方が先行し、アジアに次いで欧米も株高になったことや、シリアを巡って再び中東の地政学的リスクが増大したことで買われる展開となった。ドルインデックスが下落して、ドル安に振れたことも支援材料。5月限はアジアの時間帯の夜間取引から62ドル台前半で強含む展開となっていたが、欧州の時間帯に入ると、さらに騰勢を強めてそのまま63ドルを突破した。米国の時間帯に63.50ドル台に乗せて、この日の高値となる63.61ドルを付けた。その後はやや軟化するも、63.30ドルのエリアで下値が堅く、大幅高水準を維持した。
シカゴコーン・大豆
とうもろこし5月限は399.00(前日比+2.0)。大豆5月限は1047.00(前日比+13.25)。とうもろこしは概ね小幅高。米プレーン中南部で気温が低下し同地で生育中の小麦の作柄悪化懸念が強まるなか大幅高となった小麦高に追随した。また、米コーンベルトの土壌水分過剰が作付遅れを促すのではないかとの懸念も根強く見られたことで買い優勢となった。5月限は3月13日以来、初めて終値ベースで390セント台に達した。大豆はトランプ大統領にツイッターコメントから、中国との貿易戦争が勃発する前に協議によって解決に向かうのではないか、との見方が強まるなか、輸出用需要の拡大期待から買われた。中心限月の5月限の終値は3月16日以来の水準まで切り上がった。
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