朝刊:2018/04/13

シリア情勢の緊迫化がひとまず和らいだことで安心感が広がりNYダウ、ナスダック指数共に大幅反発

NY為替
トランプ大統領が「シリアへの攻撃がいつ実施されるのか言った覚えはない」とツィートしたことからシリアへのミサイル攻撃が直ぐに実施されないとの見方が広がりシリア情勢の緊迫化がひとまず和らいだことが安心感に繋がり米株式相場が大幅反発したことや米債利回りの上昇などでリスクオフのドル売りが巻き戻されドル高円安が進みドル円は107円台前半へ上昇した。12日のNY為替市場ではドル円相場は前日終値より40銭程円安ドル高の1ドル=107円20銭台で取引を終えた。
NYダウ
この日トランプ大統領のツィートが米国のシリアへのミサイル攻撃を直ぐに実施しない可能性を示唆した内容だったことを受けシリア情勢の緊迫化への警戒が和らいだことから市場に安心感が広がりITハイテク株や産業株など幅広い銘柄が買われ相場を押し上げた。又、来週から本格化する米企業の1-3月期決算発表を睨み好業績期待の買いも入ったほか米長期金利の上昇を背景に金融株にも買いが広がりNYダウは一時400ドル超の上げ幅となった。12日のNY株式相市場ではNYダウは前日比293ドル60セント高の24483ドル05セントと大幅に反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数もアマゾン・ドット・コムやアップルなどの主力株が買われ7140.25(+71.22)と反発した。
NY貴金属
金6月限は1341.9ドル(前日比-18.1)。白金7月限は934.8ドル(前日比+0.5)金は5日ぶりに反落した。トランプ大統領のツィートを受けシリア情勢の緊迫化への懸念が後退し中東での地政学的リスクへの警戒で買われた金への売りが優勢となった。又、3月のECB理事会議事録公表後にドル高ユーロ安が進んだことも金の圧迫材料となった。プラチナは小幅続伸した。シリア情勢の緊迫化への警戒が和らぎ株高となったことが支援材料となった。一方でドル高ユーロ安は重石となった。
NY原油
原油5月限は67.07(前日比+0.25)NY原油は4日続伸した。朝方はトランプ大統領のツイッターを受け売り先行で始まったもののシリアを巡る米ロの対立やイランとサウジの確執などで中東での地政学的リスクへの警戒が依然として根強いことから取引終盤にかけて買いが優勢となり反発に転じた。又、経済危機に陥っているベネズエラの供給懸念やOPEC主導の協調減産効果などを背景に需給の改善を期待した買いも下支えした。ガソリンとヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は388.75セント(前日比+1.75)。大豆5月限は1060.75(前日比+13.00)大豆とコーンは反発した。大豆はUSDA発表の週間の純輸出成約高が事前予想を大幅に上回ったことが好感された。特に本来は輸出国のアルゼンチン向けの大口成約が伝えられ米国産大豆の需要拡大への期待が膨らみ買いが加速した。コーンは大豆高に連れ高したことに加えコーンベルト西部で週末に気温が大幅に低下するとの予報で作付けの遅れを見込んだ買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
20:30欧ECB理事会議事要旨
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.3万件(予想23.0万件 前回24.2万件)

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