朝刊:2018/04/19

低調な決算を発表したIBMの株価が急落しNYダウは3日ぶりの反落。一方、ナスダック指数は小幅に続伸

NY為替
日米首脳会談後の共同記者会見を前に日米の貿易問題への警戒でドル円の上値が抑えられる中、米10年債利回りの上昇を受け円売りドル買いがやや優勢となった。一方でイランが取引通貨をドルからユーロに切り替えるという一部報道を受けユーロがドルに対して買われドル安ユーロ高となった。18日のNY為替市場でドル円相場は前日終値に比べ20銭ほど円安ドル高の1ドル=107円20銭前後で取引を終えた。
NYダウ
この日はIBMやJ&Jなど低調な決算を発表した企業が売られ相場の重石となった。前日に1-3月期決算を発表したIBMの利益率が悪化したことで株価が7%強下落し1銘柄だけでNYダウを83ドル近く押し下げた。一方でシリアや北朝鮮を巡る地政学的リスクや米国の保護主義的な貿易政策などへの過度な警戒が後退したことからキャタピラーやボーイングなどが買われたことや原油高を受けエネルギー株が上昇しNYダウを下支えした。18日のNY株式市場ではNYダウは前日比38ドル56セント安の24748ドル07セントと反落した。一方ハイテク銘柄中心のナスダック指数は7295.24(+14.14)と小幅に続伸した。
NY貴金属
金6月限は1353.5ドル(前日比+4.0)。白金7月限は945.8ドル(前日比+5.8)金は反発した。ドル安ユーロ高を受け押し目買いが入ったことや強気のテクニカルに着目した買いが入った。プラチナは金の堅調やドル安ユーロ高が支援材料となり続伸した。
NY原油
原油5月限は68.47(前日比+1.95)NY原油は大幅に続伸した。この日EIAが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が前週比減少し、ガソリンなど石油製品の在庫も予想に反し大幅に減ったことが好感されたほかサウジアラビアが原油価格を80~100㌦近くに引き上げたい意向とロイター通信が報じたことや20日のJMMCで協調減産延長など需給改善に向けOPECと非OPECとの協議が進むことを期待した買いが加速した。ガソリンは続伸し、ヒーティングオイルは3日ぶりに反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は383.00セント(前日比+2.75)。大豆5月限は1041.75(前日比-4.25)大豆は反落し、コーンは反発した。大豆は17日に中国が米国産コーリャンの輸入規制策を発表したことから米中貿易摩擦の再燃への警戒で売りを誘った。又、ファンドの利益確定売りが出たとの見方もあった。コーンは小麦高に追随した買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
27:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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