朝刊:2018/04/20

アップルや半導体関連株が売られNYダウが続落、ナスダック指数も反落した

NY為替
この日発表された米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の支払い価格が7年ぶりの高水準に達したことや米債券市場で長期金利の伸び悩みから長短金利差の縮小を警戒しフラット化に修正の動きが出たことから米10年債利回りが上昇したことを受けドル買いが優勢となった。一方で米株式相場の軟調でドル円の上値が抑えられた。19日のNY為替市場でドル円相場は前日終値に比べ10銭ほど円安ドル高の1ドル=107円30銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
この日はアップルへ部品を供給する台湾の大手半導体メーカーがスマートフォン需要の弱まりへの懸念を示したことを背景にアップルや半導体関連株が軒並み下落したことや取引開始前に弱めの決算を発表したP&Gやフィリップモーリスなど消費関連株が売られたことなどが相場の圧迫要因となった。長期金利の上昇も嫌気された。一方でローゼンスタイン司法副長官がトランプ大統領へモラー特別検査官の捜査対象になっていないと伝えたと報じられたことから終盤にかけてNYダウは急速に下げ渋った。19日のNY株式市場ではNYダウは前日比83ドル18セント安の24664ドル89セントと続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し7238.06(-57.18)。
NY貴金属
金6月限は1348.8ドル(前日比-4.7)。白金7月限は940.1ドル(前日比-5.7)。金は反落した。ドル高ユーロ安が圧迫材料となった。他には「ローゼンスタイン米司法副長官がトランプ大統領に対してモラー特別検察官の捜査対象になっていないと伝えた」との報道を受けトランプリスクへの警戒が和らいだことが売り材料視された。プラチナは反落した。株安やドル高ユーロ安が弱材料となった。
NY原油
原油5月限は68.29(前日比-0.18)。NY原油は3日ぶりに小反落した。このところの上昇で3年ぶりの高値水準にあることから高値警戒感もあり20日の共同閣僚監視委員会(JMMC)を前に目先の利益確定を優先する売りが膨らんだ。ガソリンは3日続伸し、ヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は382.00セント(前日比-1.00)。大豆5月限は1037.25(前日比-4.50)。大豆は続落し、コーンは反落した。大豆はUSDAが発表した輸出成約高は強気な内容だったが米中貿易摩擦への警戒が依然として燻っていることで中国の米国産穀物への報復関税が実施されるとの見方もあり輸出への影響が懸念された。コーンはコーンベルトの天候回復見通しや中国の米国産コーリャンの輸入規制で農家が大豆やコーンの作付けを増やすのではとの思惑などが売りを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数23.2(予想21.0 前回22.3)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.2万件(予想23.0万件 前回23.3万件)
23:00米3月景気先行指標総合指数(前月比)+0.3%(予想+0.3% 前回+0.6%)

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