朝刊:2018/04/24

米長期金利の上昇を嫌気した売りでNYダウ、ナスダック指数共に小幅続落

NY為替
ロンドン時間で米10年債利回りが3%近くまで上昇したことを受けドル買いが強まりドル円が108円台後半へ上昇した流れを引き継ぎ週明け23日のNY為替市場では米10年債利回りの上昇は一服したもののドル買いの流れは継続しドル円は一段高となり108円75銭まで上伸した。北朝鮮リスクの後退やこの日発表された米3月中古住宅販売件数が市場予想を上回ったこともドル買いをサポートした。ドル円相場は東京終値より90銭近く円安ドル高の1ドル=108円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
米10年債利回りが3%近くまで上昇したことを受け長期金利の上昇が企業のコスト増加や株式の割高感に繋がるとの警戒で朝方は売りが優勢で始まった。又アップル株が今日も下落し相場の重石となった。NYダウは一時130ドル超下落する場面もあった。もっとも今週はフェイスブックやキャタピラーなどの米主要企業の決算発表がピークを迎えることから午後に入り業績期待への買いが相場の下支えとなり取引終盤にかけNYダウは急速に下げ幅を縮小した。23日のNY株式市場ではNYダウは前日比14ドル25セント安の24448ドル69セントと小幅に4日続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は3日続落し、7128.60(-17.52)。
NY貴金属
金6月限は1324.0ドル(前日比-14.3)。白金7月限は922.4ドル(前日比-9.4)。金は3日続落した。米長期金利の上昇を背景にドル高が進んだことが嫌気されたほかトランプ政権がロシアの大手アルミ企業への制裁を緩和する方針を示したことでアルミやニッケルなど非鉄金属市況が急落したことも金の売りを誘った。プラチナも3日続落した。ドル高ユーロ安や金の軟調に加えアルミやニッケルなど他の非鉄金属の急落などが圧迫要因となった。
NY原油
原油6月限は68.64(前日比+0.24)。NY原油は小幅に続伸した。朝方はドル高を受け売り優勢で始まったもののその後イランの支援を受けているイエメンのフーシ派武装勢力が発射したミサイルをサウジアラビアが再び迎撃したことやイエメンでサウジが主導する部隊がフーシ派幹部を殺害したことなどでサウジとイランの対立が激化するとの懸念が広がり中東での地政学的リスクを手掛かりにした買いが原油相場を下支えした。ガソリンは5日続伸し、ヒーティングオイルは4日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は378.50セント(前日比+2.00)。大豆5月限は1020.75(前日比-8.00)。大豆4日続落し、コーンは3日ぶりに反発した。コーンはこの日USDAが発表した輸出検証高が強気な内容だったことが好感されたほか小麦高が後押しとなり買いが優勢だった。大豆は2週間に渡って中国向けの大口成約が報告されないことや弱気な輸出検証高報告が懸念され売りが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米3月中古住宅販売件数(年率換算件数)560万件(予想555万件 前回554万件)

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