朝刊:2018/04/25

米長期金利の高止まりや米主要企業の弱気な業績見通しを嫌気しNYダウ、ナスダック指数共に大幅続落

NY為替
朝方にこの日発表された米住宅関連指標などの経済指標が強気な内容だったことから米10年債利回りが一時節目の3%を上回ったことを受けドル買いが強まりドル円は109円20銭まで上昇した。午後になって米株式相場が急落したことでリスク回避の円買いドル売りが加速しドル円は急速に伸び悩み108円台半ばまで軟化した。その後ドル円はやや持ち直し108円80銭前後での小動きで推移した。24日のNY為替市場ではドル円相場は前日比ほぼ変わらずの1ドル=108円80銭近辺で取引を終えた。
NYダウ
序盤は買いが先行して始まったものの午後に入り米長期金利の高止まりが懸念されたことに加えキャタピラー、スリーM、アルファベットなどの米主要企業の弱気な業績見通しが嫌気されIT/ハイテク株や産業株などを中心に幅広い銘柄に売りが加速しNYダウは一時600㌦超急落した。ダウ採用銘柄ではスリーMが7%近く下落し、キャタピラーも6%安となりNYダウの下げを主導した。24日のNY株式市場ではNYダウは前日比424ドル56セント安の24024ドル13セントと大幅に5日続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数もFAANG銘柄(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス)中心に下落し7007.35(-121.25)と大幅に4日続落した。
NY貴金属
金6月限は1333.0ドル(前日比+9.0)。白金7月限は935.0ドル(前日比+12.6)。金は4日ぶりに反発した。米長期金利の高止まりを背景に株式相場が急落したことから投資家のリスク回避姿勢が強まり安全資産として買われやすい金への買いが膨らんだ。又、ドル高一服も支援材料となった。プラチナも4日ぶりに反発した。ドル安や金の反発に後押しされた。
NY原油
原油6月限は67.70(前日比-0.94)。NY原油は反落した。トランプ大統領がマクロン仏大統領との会談後の記者会見で「イラン核合意を継続することで米仏間では速やかに意見が一致できる」と述べたと伝わりトランプ政権がイラン核合意を破棄するとの観測が後退したことを受け利益確定売りや持ち高調整売りを誘った。又、米株式相場の急落を受け同じリスク商品とされる原油への売りが波及した。原油安を受けガソリンは6日ぶり、ヒーティングオイルは5日ぶりに反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は390.00セント(前日比+2.50)。大豆7月限は1034.00(前日比+1.75)。大豆5日ぶりに反発し、コーンは続伸した。コーンと大豆は作付け遅延を懸念し小麦が反発したことで連想買いを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米3月新築販売件数(年率換算件数)69.4万件(予想63.0万件 前回66.7万件)
23:00米4月リッチモンド連銀製造業指数-3(予想16 前回15)
23:00米4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)128.7(予想126.0 前回127.0)

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