朝刊:2018/05/02

低調な米経済指標が重石となりNYダウは3日続落

NY為替
2日のFOMC終了後に発表される声明がタカ派的となることへの警戒で米10年債利回りが上昇したことからドル買いが加速しドル円は一時2/5以来の109円89銭まで上昇した。一方でこの日発表された米4月ISM製造業景況指数が予想を下回る弱い数字となったものの相場への影響は限定的となった。又、米株安によるリスク回避の円買いの動きも見られなかった。1日のNY為替市場でドル円相場は前日比50銭ほど円安ドル高の1ドル=109円80銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
FOMCの結果を見極めたいとのことから買い手控えられる中、低調な米経済指標の発表が重石となった。この日市場予想を下回る決算を発表したファイザーやメルクなどに売りが膨らんだほか原油安でエネルギー株が軟調となるなど幅広い銘柄が下落しNYダウは一時300ドル超値下がりした。一方で引け後に決算を発表するアップルが好業績期待で買われ他のIT/ハイテク株にも買い戻しの動きが強まりNYダウは取引終盤にかけて急速に下げ幅を縮小した。1日のNY株式市場ではNYダウは前日比64ドル10セント安の24099ドル05セントと3日続落した。一方でハイテク銘柄中心のナスダック指数はアップルが2%強上昇したことや他の主力ハイテク株の上昇で7130.70(+64.44)と反発した。
NY貴金属
金6月限は1306.8ドル(前日比-12.4)。白金7月限は894.2ドル(前日比-10.2)。金は続落した。ドル高ユーロ安や米長期金利の上昇が圧迫材料となり売りが優勢となった。プラチナも続落した。ドル高、金の軟調が嫌気された。金とプラチナは2017年12月以来の安値を付けた。
NY原油
原油6月限は67.25(前日比-1.32)。NY原油は大幅に反落した。4/30にEIAが発表した2月の米原油生産量が月次統計で過去最高を更新したことを受け米国内での需給の緩みを警戒した売りが膨らんだ。又、このところ相場が高値圏で推移する中、ドル高進行からドル建てで取引される原油の割高感が意識され利益確定売りや持ち高調整売りを誘引した。ガソリンとヒーティングオイルも反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は405.75セント(前日比+5.00)。大豆7月限は1053.25(前日比+4.75)。大豆は反発し、コーンは3日続伸した。コーンはコーンベルトでの作付け遅延懸念とブラジル産地の高温乾燥による作柄悪化やイールド低下を手掛かりに買われた。小麦の大幅続伸にも支援された。大豆は大豆ミールの最大輸出国のアルゼンチンの輸出減を見込んだ買いが入ったことやコーンや小麦など他の穀物相場の上昇に後押しされた。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米4月ISM製造業景況指数57.3(予想58.4 前回59.3)
※米連邦公開市場委員会FOMC(5/1~5/2)

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