朝刊:2018/05/08

エネルギー株やIT/ハイテク株買われNYダウ、ナスダック指数共に続伸

NY為替
先週はFOMCや雇用統計などの重要イベントを無事通過し6月利上げ観測が高まった。しかしながらいずれもドル買いを強める材料とはならずドル円は110円台の壁に跳ね返され109円台前半へ押し戻される格好となった。この日は主な経済指標の発表も無く手掛かり材料に欠ける中、朝方NYダウが続伸して始まり上げ幅を拡大したことから一時ドル買いが強まったもののその後NYダウの上げ幅縮小でドル買いが一服しドル円は109円前半で伸び悩んだ。週明け7日のNY為替市場ではドル円相場は前日比5銭ほど円高ドル安の1ドル=109円05銭近辺で取引を終えた。
NYダウ
7日のNY株式市場では米国がイラン核合意を破棄する可能性の高まりで原油相場が3年5ヶ月ぶりの高値をつけたことを受け原油高による収益拡大期待でエクソンモービルなどのエネルギー関連株の一角が買われたほか著名投資家のウォーレンバフェット氏がアップル株の買い増しを表明したことを好感しアップル株が連日で高値を更新したことからマイクロソフトやインテルなど他のIT/ハイテク株へ買いが波及し、NYダウは一時200㌦超の上げ幅となった。午後に入り原油相場が伸び悩んだことからNYダウは取引終盤にかけて上げ幅を縮小したものの前日比94ドル81セント高の24357ドル32セントと3日続伸して取引を終えた。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続伸し7265.22(+55.60)。
NY貴金属
金6月限は1314.1ドル(前日比-0.6)。白金7月限は913.3ドル(前日比+3.0)。金は小反落した。ドル安一服を受け戻り売り圧力が強まった。一方でトランプ大統領が8日の午後2時にイラン核合意見直しの判断を発表すると述べたことから中東での地政学的リスクへの懸念で積極的に下値を売る動きは少なく下げ幅は限定的となった。プラチナは3日続伸した。株高、原油高が好感されたことやユーロ安が一服したことなどが手掛かり材料となった。
NY原油
原油6月限は70.73(前日比+1.01)。NY原油は4日続伸した。トランプ大統領が8日の午後2時(日本時間9日午前3時頃)にイラン核合意見直しについての判断を発表するとツイッターに投稿したことから米国の対イラン制裁の再開を見越した買いが優勢となった。又、ベネズエラの財政悪化でベネズエラの原油生産が落ち込んでいることも支援材料となった。ガソリンは3日続伸し、ヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は400.75セント(前日比-5.50)。大豆7月限は1011.50(前日比-25.25)。大豆とコーンは続落した。大豆は米中貿易交渉が進展しないことで米国産大豆の中国向け輸出の減少懸念を背景にした売りが優勢となった。又、7日引け後にUSDAから発表される週間の作付け状況報告を前に利益確定売りや持ち高調整売りを誘った。コーンは小麦や大豆の下げに追随した売りに押し下げられた。
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