朝刊:2018/05/10

原油高を背景にエネルギー株や素材株が買われNYダウは5日続伸

NY為替
前日は米国のイラン核合意離脱を受けリスク回避のドル売り円買いが強まりドル円は109円ちょうど近辺まで押し下げられたもののこの日は米10年債利回りが上昇し3%台を回復したことや米株高、原油高などを背景に円売りドル買いが強まりドル円は一時109円80銭台まで上昇した。9日のNY為替市場ではドル円相場は前日終値より60銭ほど円安ドル高の1ドル=109円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
8日にトランプ大統領がイラン核合意からの離脱とイランへの経済制裁の再開を正式に表明したことを受け経済制裁の影響でイランからの原油輸出が減少し原油需給が引き締まるとの見方が広がり原油相場が大幅上昇したことを受け9日のNY株式市場では原油高を背景にエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー株が買われた他米10年債利回りの上昇でゴールドマンサックスやJPモルガン・チェースなどの金融株にも買いが広がり相場の上昇を牽引した。又、素材株や主力のIT/ハイテク株も堅調に推移しNYダウは前日比182ドル33セント高の24542ドル54セントと5日続伸して取引を終えた。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も4日続伸し7339.91(+73.00)。
NY貴金属
金6月限は1313.0ドル(前日比-0.7)。白金7月限は916.6ドル(前日比+4.5)。金は小幅に3日続落した。米長期金利の上昇やドル高が重石となった一方で米国のイラン核合意離脱を受け中東情勢の緊迫化を懸念し押し目買い意欲も強く下値は固かった。プラチナは反発した。ドル高が圧迫要因となったものの株高、原油高が下支えし堅調な動きとなった。
NY原油
原油6月限は71.14(前日比+2.08)。NY原油は大幅に反発した。米国がイランへの経済制裁再開を正式に決めたことでイランからの原油輸出が減少するとの見方が広がったことやEIAが9日に発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し減少したことなどで需給の引き締まりを意識した買いが加速した。ガソリンとヒーティングオイルも在庫が予想以上に減少したことや原油高が好感され反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は402.75セント(前日比-0.50)。大豆7月限は1015.75(前日比-4.50)。大豆とコーンは反落した。大豆は10日の需給報告を控え中国向け輸出の減少が懸念されたことや週間作物進度報告で平年を上回る作付け進捗率が確認されたことを手掛かり材料に売りが優勢となった。コーンは需給報告前のポジション調整売りに押された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4月卸売物価指数(PPI)(前月比)+0.1%(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米4月卸売物価指数(PPIコア指数)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.3%)

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