朝刊:2018/05/14

ヘルスケア関連株買われNYダウは7日続伸した一方でナスダック指数は6日ぶりに小反落

NY為替
欧州時間に米10年債利回りの低下を受けドル売りがやや優勢となった流れを受けNY時間の序盤ではドル円が109円10銭台後半へ弱含んだ。その後この日発表された米5月ミシガン大学消費者態度指数が予想を上回ったことや米株式相場の堅調を背景にドルが下げ渋りドル円は109円40銭近辺へ値を戻した。午後に入ってからは手掛かり難で週末を控えたポジション整理中心の商いとなりドル円は109円30銭台での膠着相場となった。11日のNY為替市場ではドル円相場は前日終値比10銭ほど円高ドル安の1ドル=109円30銭台前半で取引を終えた。
NYダウ
トランプ大統領が薬価引き下げに積極的に取り組む姿勢を示したことからメルクやファイザー、J&Jなどの薬品株やユナイテッド・ヘルスグループなどヘルスケア関連銘柄が買われ相場上昇のけん引役となった。4銘柄だけでNYダウを59㌦近く押し上げた。一方でアップルなど主力のIT/ハイテク株には利益確定売りが出て相場の重荷になった。11日のNY株式市場ではNYダウは前日比91ドル64セント高の24831ドル17セントと7日続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は6日ぶりに小反落し、7402.88(-2.09)。
NY貴金属
金6月限は1320.7ドル(前日比-1.6)。白金7月限は925.9ドル(前日比+0.8)。金は小反落した。手掛かり材料に乏しい中、ドル安ユーロ高が支援材料となり朝方は上昇したがその後ドル安が一服し週末のポジション整理や利益確定売りが優勢となった。プラチナは小幅に3日続伸した。
NY原油
原油6月限は70.70(前日比-0.66)。NY原油は3日ぶりに小反落した。米国の対イラン制裁再開を背景に買われ上昇基調を強めてきたものの70㌦の節目を上回ったことから目先達成感もあり利益確定売りや持ち高調整売りが優勢となった。又、この日ベーカーヒューズ社が公表したリグ稼働数が前週比10基増加し米国内での需給の緩みを警戒した売りを誘った。ガソリンとヒーティングオイルも反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は396.50セント(前日比-5.50)。大豆7月限は1003.25(前日比-18.00)。大豆は反落し、コーンは続落した。大豆は相場の下値支持とされる200日移動平均を下回りテクニカル要因の売りが出たことや米中貿易摩擦により中国向け輸出が減少することを懸念した売りに押された。コーンは大豆と小麦の下落が圧迫要因になったことや10日にUSDAが発表した5月の需給報告で期末在庫の推定量が市場予想を上回ったことを嫌気した売りに押された。このところ買い持ちが膨らんでいたファンドが週末を控え持ち高解消売りを出したとの見方もあった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値98.8(予想98.3 前回98.8)

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