朝刊:2018/05/17

メーシーズの好決算を受け小売株全般が買われNYダウ、ナスダック共に反発

NY為替
この日発表した米4月の住宅着工件数が予想を下回ったことでドル買いが一服し一時ドル円は110円前半へ軟化したがその後米10年債利回りが今日も上昇し3.10%台を付けたことがドルを下支えしドル円は110円40銭前後までじり高となった。16日のNY為替市場ではドル円相場は東京終値より10銭ほど円安ドル高の1ドル=110円30銭台前半で取引を終えた。
NYダウ
前日のNYダウの急落で自立反発狙いの押し目買いが入り易かったことに加えこの日百貨店のメーシーズが好決算を発表し株価が大幅上昇したことでナイキやウォルマートなど他の小売株へも買いが波及し相場を押し上げた。一方で米長期金利の上昇や中東や北朝鮮などの地政学的リスクへの警戒もあり上値は抑えられた。16日のNY株式市場ではNYダウは前日比62ドル52セント高の24768ドル93セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、7398.30(+46.67)。
NY貴金属
金6月限は1291.5ドル(前日比+1.2)。白金7月限は889.80ドル(前日比-7.4)。金は4日ぶりに反発した。昨日まで3日続落したことで下値には値ごろ感からの押し目買いが入り相場を押し上げた。又、北朝鮮が米朝首脳会談を見送る可能性に言及したことも金を下支えした。プラチナは3日続落した。ドル高ユーロ安が継続していることが圧迫要因となった。
NY原油
原油6月限は71.49(前日比+0.18)。NY原油は小幅に3日続伸した。国際エネルギー機関(IEA)が公表した月報で2018年の世界原油需要見通しを引き下げたことが重石となり朝方は利益確定売りが優勢となったがその後発表された米エネルギー情報局(EIA)の米週間石油在庫統計で原油在庫の減少が継続していることが確認され需給改善を見込んだ買いが入り小幅高に転じた。ガソリンは3日続伸し、ヒーティングオイルは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は399.25セント(前日比-3.00)。大豆7月限は999.75(前日比-19.00)。コーンと大豆は反落。大豆はトランプ大統領が「米国と中国の協議はまだ始まっていない。米国が中国に与えるものは少なく中国が米国に与えるものは多い」とツイッターに投稿したことから米中貿易交渉の進展期待が後退したことやアルゼンチンやブラジルの通貨安で米国産大豆の輸出競争力の低下が懸念されたことなどから売りが加速した。コーンはコーンベルトの天候回復やブラジル産地の降雨予測が弱材料視されたほか大豆の急落に追随する売りに押された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4月住宅着工件数(年率換算件数)128.7万件(予想131.0万件 前回133.6万件)
21:30米4月建設許可件数(年率換算件数)135.2万件(予想135.0万件 前回137.7万件)
22:15米4月鉱工業生産(前月比)+0.7%(予想+0.6% 前回+0.5%)

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