朝刊:2018/05/21

米中貿易交渉の進展を期待した買いと金融株やハイテク株の下げが交錯しNYダウは横ばい

NY為替
ロンドン時間では米長期金利の上昇を受け日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが強まり一時ドル円が111円前半に上昇した流れを受け18日のNY為替市場では朝方は円売りドル買いが優勢で始まったもののその後米10年債利回りの低下で週末を控えた持ち高調整や利益確定の円買いドル売りが優勢となりドル円の上値が抑えられドル円相場は前日比ほぼ横ばいの1ドル=110円70銭台前半で取引を終えた。又、イタリアの政治不安を背景にユーロが売られユーロは対ドルに対し5日続落した。
NYダウ
18日まで開かれている第2回米中通商協議の行方を見極めたいとの思惑や米長期金利の低下で売り買いが交錯し18日のNY株式市場では動意に乏しい動きとなった。米中貿易交渉の進展への期待で対中貿易比率の高いボーイングやキャタピラーなどが買われNYダウを下支えした。2銘柄でNYダウを約62㌦押し上げた一方で米長期金利の低下からJPモルガン・チェースなど金融株が下落し相場を圧迫した。NYダウは前日比1ドル11セント高の24715ドル09セントと小反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続落し、7354.34(-28.13)。
NY貴金属
金6月限は1291.3ドル(前日比+1.9)。白金7月限は886.5ドル(前日比-5.6)。金は小反発した。ドル高に圧迫されたもののイタリアの政治不安や米中貿易問題への懸念などでリスク回避目的の買いが入ったことや米長期金利の低下が支援材料となり週末を控えた買い戻しなどに押し上げられた。プラチナは反落した。
NY原油
原油6月限は71.28(前日比-0.21)。NY原油は反落した。中東情勢の緊迫化やベネズエラの減産懸念などを背景に買われ約3年半ぶりの高値圏を維持する中高値警戒感もあり週末を控えた利益確定売りや持ち高調整売りが優勢となった。一方でこの日ベーカーヒューズ社が公表したリグ稼働数が前週比横ばいとなったことで米国内の増産傾向に一服感が出たことを好感した買いで下値も堅く下げ幅は限定された。ガソリンは続落し、ヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は402.50セント(前日比+7.25)。大豆7月限は998.50(前日比+3.50)。大豆と、コーンは反発した。大豆は中国政府が18日に米国産コーリャンのダンピング疑惑の調査を中止したとの発表を好感した買いが優勢となった。コーンは中国が米国産ソルガムのダンピングに対する調査を打ち切ったことを好感した買いや米中西部産地の降雨観測で作付けの遅れを見込んだ買いが入り相場を押し上げた。
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