朝刊:2018/05/23

トランプ大統領の米朝首脳会談中止を示唆する発言でNYダウは終盤に下げ幅拡大

NY為替
欧州時間に中国財務相が7月から自動車の輸入関税を25%から15%へ引き下げると発表したことからドルが強含みドル円は一時111円10銭台まで上昇したがドル買いの流れは長く続かず直ぐに110円90銭台へ押し戻されもみ合いとなった。NY時間ではドルが利益確定売りに押されたことからドル円の上値が抑えられ110円90銭前後で小幅なもみ合いで推移した。22日のNY為替市場でのドル円相場は東京終値とほぼ同水準の1ドル=110円90銭台前半で取引を終えた。
NYダウ
中国が7月から自動車の輸入関税の引き下げを発表したことを好感し朝方は買い先行で始まったものの昨日NYダウが大幅上昇した反動からボーイングやキャタピラーなどが利益確定売りで下落したことが重石となりNYダウは下げに転じた。その後トランプ大統領が米朝首脳会談の中止又は延期を示唆する発言をしたことをきっかけに朝鮮半島での地政学的リスクを警戒した売りが加速し取引終盤にNYダウは下げ幅を拡大した。22日のNY株式市場ではNYダウは前日比178ドル88セント安の24834ドル41セントと大幅反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、7378.46(-15.58)。
NY貴金属
金6月限は1292.0ドル(前日比+1.1)。白金7月限は908.8ドル(前日比+9.0)。金は反発した。トランプ大統領の米朝首脳会談の中止又は延期の可能性を示唆する発言で朝鮮半島を巡る地政学的リスクを意識した買いが入った。又、イタリア国債の下げが一服しユーロがドルに対し反発したことも金を下支えした。プラチナは続伸した。ユーロ高が支援材料となった。
NY原油
原油6月限は72.13(前日比-0.11)。NY原油は小幅に続落した。イランやベネズエラの供給不安を背景にした買いは継続したもののNY原油が3年半ぶりの高値水準で推移していることもありこの日は利益確定売りが優勢となった。又、関係筋の話として早ければ6月のOPEC総会で協調減産の規模が縮小される可能性があるとロイター通信が伝えたことも圧迫要因となった。ガソリンとヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は404.75セント(前日比+2.00)。大豆7月限は1030.50(前日比+5.25)。大豆とコーンは続伸した。大豆は米中貿易摩擦回避による米国産大豆の中国向け輸出の回復期待や小麦高を手掛かりにした買いが入った一方前日の作柄報告で例年を上回る作付けの進展が重石となった。コーンは小麦高に追随した買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米5月リッチモンド連銀製造業指数16(予想10 前回-3)

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