朝刊:2018/05/24

FOMC議事録要旨公表後にハイテク株中心に買戻されNYダウ、ナスダック共に反発

NY為替
欧州時間に北朝鮮リスクや米中貿易問題の不透明感を背景にリスク回避のドル売りが強まりドル円は一時109円60銭前後まで下落した。NY時間に入りFOMC議事録公表前にドルを買い戻す動きとなりドル円は110円台前半へ値を戻した。その後FOMC議事録要旨が公表され6月利上げを示唆する内容だったものの市場では既に織り込み済みでサプライズとはならなかった。それを受け米債券利回りが低下したことからドル売りがやや強まった。23日のNY為替市場でのドル円相場は前日終値より80銭ほど円高ドル安の1ドル=110円10銭前後で取引を終えた。
NYダウ
米中貿易問題や北朝鮮リスクの不透明感を背景にしたアジアや欧州株安の流れを引継ぎ朝方は売りが優勢で始まったが午後に公表されたFOMC議事録要旨を受けFRBは利上げを急がないとの見方から投資家に安心感が広がりハイテク株中心に買い戻されNYダウは取引終盤にかけ反発に転じた。23日のNY株式市場ではNYダウは前日比52ドル40セント高の24886ドル81セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、7425.96(+47.50)。
NY貴金属
金6月限は1289.6ドル(前日比-2.4)。白金7月限は900.8ドル(前日比-8.0)。金は反落した。米中貿易問題や北朝鮮問題の先行き不透明感などが下支えした一方でドル高ユーロ安に圧迫された。ただ、日中取引終了後に発表されたFOMC議事録要旨を受け長期金利が低下しドル安が進んだことから時間外取引では金への資金流入期待で買われた。プラチナは反落した。ユーロ安が嫌気された。
NY原油
原油7月限は71.84(前日比-0.36)。NY原油は続落した。この日EIAが発表した週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し大幅に増加したことが嫌気された。ガソリン在庫も増加した。又、OPECやロシアなどが来月の総会で協調減産の規模を縮小させる可能性があるとの報道も圧迫材料となった。ガソリンは在庫増が嫌気され反落した一方でヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は408.50セント(前日比+3.75)。大豆7月限は1039.25(前日比+8.75)。大豆とコーンは4日続伸した。大豆は中国向け米国産大豆の輸出回復期待で買われた。コーンはアイオワ州北部など一部産地が天候不良による作付け遅れのために農家が作付けの遅い大豆にシフトするのではとの思惑で買われた。小麦の続伸も支援材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米4月新築住宅販売件数(年率換算件数)66.2万件(予想68.0万件 前回67.2万件)
27:00米FOMC議事録要旨

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