朝刊:2018/05/25

米朝首脳会談の中止を受け投資家心理が冷やされNYダウは反落

NY為替
トランプ大統領が6/12に予定されていた米朝首脳会談の中止を金委員長あてに書簡で伝えたとホワイトハウスが明らかにしたことから北朝鮮情勢の緊迫化の再燃でリスク回避の円買いが強まりドル円は109円を割り込み一時108円96銭まで下落した。その後250ドル以上下落したNYダウが下げ幅を縮小したことや米10年債利回りが反発したことからドル円は下げ止まり109円20~30銭前後での小幅な値動きで推移した。24日のNY為替市場でのドル円相場は前日終値より80銭ほど円高ドル安の1ドル=109円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
トランプ大統領が6/12の米朝首脳会談の中止を表明し北朝鮮情勢の緊迫化が再燃したことから投資家心理が冷やされ幅広い銘柄に売りが広がった。原油安を受けシェブロンやエクソンモービルなど石油株が売られたほか長期金利の低下で金融株が軟調となり相場を押し下げた。NYダウは一時280ドル安まで下げ幅を拡大した。その後米債利回りの低下で株式の割高感が薄れハイテク株などに押し目買いが入り取引終盤にかけてNYダウは下げ幅を縮小した。24日のNY株式市場ではNYダウは前日比75ドル05セント安の24811ドル76セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は小反落し、7424.43(-1.53)。
NY貴金属
金6月限は1304.4ドル(前日比+14.8)。白金7月限は912.6ドル(前日比+11.8)。金は反発した。トランプ大統領が米朝首脳会談の中止を表明したことから朝鮮半島での地政学的リスクが意識され安全資産とされる金への買いが膨らんだ。又、ドル安がドル建ての金の割安感につながった。プラチナは反発した。ドル安が好感されたことや金の上昇が追い風となった。
NY原油
原油7月限は70.71(前日比-1.13)。NY原油は続落した。6/22のOPEC総会に向けてロシアやOPEC加盟国が過度な価格上昇を抑える為に協調減産の段階的な規模縮小について協議していると伝わったことで需給の緩みを警戒した売りに押された。原油安を受けガソリンは続落しヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は404.25セント(前日比-4.25)。大豆7月限は1035.75(前日比-3.50)。大豆とコーンは反落した。大豆はUSDAが公表した週間輸出成約高が弱気な内容だったことや米朝首脳会談の中止を受けリスク回避の動きに伴う売りが優勢となった。コーンはUSDAの週間輸出成約高は強気の内容だったものの米朝首脳会談の中止でリスク回避の動きから週末3連休を控えた持ち高調整売りを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.4万件(予想22.0万件 前回22.3万件)
23:00米4月中古住宅販売件数(年率換算件数)546万件(予想555万件 前回560万件)

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